安全のために不便を我慢しなくていい。金融・保険業界がセキュリティと利便性を両立させたBacklog活用事例

安全のために不便を我慢しなくていい。金融・保険業界がセキュリティと利便性を両立させたBacklog活用事例

現場から「社外とももっとスムーズに連携できるツールを入れたい」と要望が上がる。しかしセキュリティ要件を考えると、簡単には許可できない。

金融・保険業界では、この板挟みが日常的に起こります。安全側に寄せてやり取りをメールに限定すれば、現場は不便を抱えたまま。かといって使い勝手だけで選んだツールは、情報システム部門の審査を通りません。承認の手続きも多く、部署を順番に回るうちに日数が過ぎていきます。

安全性を落とさずに、現場が使える状態をどうつくるか。今回は、実際にBacklogでこの課題に向き合った2社の事例から、そのヒントを探ります。

金融・保険業界に共通する課題とBacklogでの対応

金融・保険業界の業務は「正確さ」と「証跡の保存」が求められ、外部とのやり取りには厳格なセキュリティが課されます。

そのため、情シスは安全性を優先してツールを制限しがちですが、効率を求める現場がシャドーITに走り、不満とセキュリティリスクが同時に高まる事態が起こっています。さらに、多段階の承認プロセスも日数がかかる要因です。

安全性と使いやすさは両立可能です。細やかな権限管理と現場が迷わず使える環境が、この業界では特に効果を発揮します。

そこで、金融・保険業界の代表的な課題と、Backlogを活用した対応の考え方を整理しました。

✕ 金融・保険業界が抱える課題 ✓ Backlogで対応できる機能
セキュリティ要件を満たせず、現場に安心して展開できるツールがない IPアドレス制限・2段階認証・権限設定で、管理者が許可できる基盤
社外とのやり取りがメールに限定され、現場が不便を抱える 社外メンバーとも同じ課題のコメントでやり取りでき、見せる範囲も制御できる
承認が今どの部署で止まっているか、回覧では見えない 1つの課題に承認のやり取りを集約。今どこで止まっているかが一覧で見え、判断の履歴も残る
対応の記録や証跡を、後から追える形で残す必要がある 課題のコメントに、誰がいつ何を判断したかが履歴として残る
部署をまたぐ依頼が電話やメールで届き、優先順位が見えない 依頼を課題として一元管理。未対応のものが一覧に残る
部門ごとに情報が分かれ、他部署を巻き込みにくい ガントチャートやファイル共有で、部署をまたいで同じ画面を参照
ITツールに不慣れなメンバーがいて、定着しない 直感的な操作性で、特別な知識がなくても使い始められる

どれも「新しい業務フローを一から作る」のではなく、「今のやり方をそのままBacklogに置き換える」ことで解決できる点がポイントです。

大掛かりなシステム刷新をしなくても、依頼の受け方と記録の残し方を少し変えるだけで、部署をまたぐ動き方は大きく変わります。実際にこうした課題に向き合い、Backlogを活用している2社の事例を見てみましょう。

事例に見る、Backlog活用のポイント

「紙の広告審査」を1か月から2週間に(株式会社FUNDINNO 様)

課題:
金融業界特有の複雑な承認フローと、紙の書類による情報管理にコストがかかっていました。広告審査は複数の部署へ順番に承認依頼を回す必要があり、そのたびに経緯を一から説明する手間が発生。いま誰のところで止まっているのかも見えない状態でした。

Backlogの使い方:
承認してほしいことを課題に書き、コメント欄で確認を依頼。担当者をバトンリレーのようにつないでいく運用に変更しました。承認フローや社内規定をドキュメントとして整理し、引き継ぎにも活用しています。

効果:
説明を繰り返す手間が省け、広告審査の手続きにかかる期間は約1か月から2週間に短縮されました。やり取りと判断の履歴も、そのまま課題に残っています。

「セキュリティと使いやすさ」を両立(株式会社ふくおかフィナンシャルグループ 様)

課題:
OSSや他のツールも検討したものの、使いやすさとサポート体制に不安が残りました。外部との情報共有におけるセキュリティ・監査性の確保も課題で、部署をまたいだ資料共有にも時間がかかっていました。

Backlogの使い方:
ボード機能で進捗と優先度を可視化し、ファイル共有機能で部署横断の情報連携を実現。API連携でインシデント検知時の自動起票も行い、Nulab Pass*で監査ログの取得体制を整えています。

効果:
ユーザー数は毎年50〜100名規模で増加し、情報共有の負荷は大幅に軽減されました。部署間の敷居が下がり、他部署を気軽に巻き込みやすい文化が生まれています。

* セキュリティ強化オプション「Nulab Pass」は、別途契約が必要です。

稟議とセキュリティ確認をサポート

特に金融・保険業界で重視される、セキュリティに関する懸念事項。これらをわかりやすく解説した記事と資料をご用意していますので、あわせてご確認ください。

今のやり方はそのままに。まずは1つのプロジェクトから

最初から全社的な運用ルールを整備する必要はありません。まずは担当する案件を1つだけ、Backlogのプロジェクトにしてみてください。必要なメンバーに情報を共有し、やり取りをコメントで残す。これだけで、これまでの進め方を大きく変える必要はありません。

そうして積み重ねた課題やコメントは、いつの間にか「誰がいつ何を判断したか」が追える記録として蓄積されていきます。承認のために部署を回る手間が減り、日々のやり取りがそのまま証跡になる。特別な管理表を新たに作らなくても、記録が資産になる仕組みがつくれます。

安全性を落とさない情報共有の第一歩を、Backlogで踏み出してみませんか?30日間の無料トライアルで、現場での使いやすさを確かめてみてください。

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