孫課題の開発者が孫課題を使うことで見つけたメリット

孫課題の開発者が孫課題を使うことで見つけたメリット

こんにちは!Backlogブログ編集部です。
連載企画「ヌーラボのエンジニア・クリエイターが実践する、Backlog活用術」の第7弾をお届けします!開発や制作の最前線に立つヌーラボのメンバーたちが、日々の業務でBacklogをどう使い倒しているのか——リアルなノウハウをお届けするシリーズです。
第7回となる今回は、Backlogの課題機能を開発している片山による「孫課題の開発者が孫課題を使うことで見つけたメリット」です!2026年8月にリリースされたばかりの待望の新機能「孫課題*」。今回は開発者自らが社内のリアルな開発現場でドッグフーディングして見えた活用メリットを解説します。

突発的に発生したタスクをブレイクダウンできるようになった

株式会社ヌーラボで課題機能周りを開発している片山です。

私は、今回孫課題の開発にも関わっていて、社内でも利用しています。実際に利用して感じたメリットを開発者目線で紹介しようと思います。

Backlogでは現在、Reactのバージョンを19に上げようとしています。メジャーバージョンアップは慎重に行う必要があります。まずは既存のバージョンのまま対応できる作業から進めています。また、現在のフロントエンドはMonorepoを採用していて、Reactのバージョンは各ワークスペースで揃えなければいけないアーキテクチャになっています。

Reactのバージョンを19に上げている作業中にカンバンボード機能のソースコードをMonorepoに統合することになりました。

元々カンバンボード機能は別リポジトリで管理されておりMonorepoに含まれていませんでしたが、今回統合されたことをきっかけにカンバンボード機能でもReactのバージョンアップが必要になりました。

今回「Upgrade to React v19」という親課題の下に子課題を作成して進めており、カンバンボード統合に伴って「kanban / Bump React version 19」という課題を作成しました。従来の2階層(親・子)のままであれば、カンバンボード関係のタスクは子課題としてフラットに並べられるか、あるいは子課題の概要欄にチェックボックスを作って管理されていたはずです。

孫課題が使えるようになったことで、カンバンボードの「Upgrade to React v19」という子課題の下に、さらにブレイクダウンした孫課題を配置できるようになりました。また、孫課題の進捗率が子課題側に反映されるため、「今カンバンボードのReact19へのアップグレードがどのくらいの進捗率なのか」が一目で把握できるようになりました。

Reactのバージョンを19に上げるための課題の例

1課題1Pull Request(PR)できるようになった

私たちのチームでは基本的に、Backlogの課題とGitのPRを1対1で紐づけて運用しています。

従来のようにタスクの粒度が大きくなってしまうと、1つの子課題に対して複数の機能実装や修正が含まれてしまい、「1つの課題に対して何回もPRを出す」か「巨大なPRを1つ作る」の二者択一になりがちでした。巨大なPRはコードレビューの負担が大きく、コンフリクトやデプロイの遅延を引き起こす原因になります。

孫課題を活用することで、「APIの型定義」「コンポーネントの実装」「ユニットテストの追加」といった作業単位まで自然にタスクを細分化できるようになりました。

担当者や期限の割り当てが明確になった

子課題の粒度が大きすぎると、「その子課題の担当者は誰か」「いつまでに終わるのか」が曖昧になりがちでした。また、1つの子課題の中に「画面作成(フロントエンジニア)」と「API作成(バックエンドエンジニア)」が混ざっている場合、誰にボールがあるのかが分かりづらい問題もありました。

孫課題を活用することで、作業の最小単位ごとに担当者と期限を個別に割り当てられるようになりました。

  • 得意領域やチーム内でのタスク分担がスムーズに: 親〜子課題の文脈を保ったまま、孫課題単位で適切なメンバーへタスクを割り振れる。
  • 進捗の「今どこで止まっているか」が即座に判明: 孫課題ごとに期限を設定できるため、どの作業が遅延しているのか、誰がボールを持っているのかが浮き彫りになり、進捗を把握しやすくなった。

タスクの「担当者」と「期限」がはっきりしたことで、チーム内の進捗確認の手間も大幅に削減されています。

まとめ

要望がとても多かった孫課題の機能をやっとリリースすることができました。もともとBacklogの持つシンプルな体験を損なうことなく、タスクの詳細化ができるようになったと思っています。皆さんもぜひ使ってみてください。

*孫課題はプレミアムプラン・プラチナプランでご利用いただけます。

 

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