案件やスタッフごとに関係者も締切も異なるうえ、繁忙期には関わる社内メンバーが一時的に増える。人材・派遣の現場では、担当者に聞かないと状況がわからない場面が次々に生まれます。
チャットでやり取りしていても会話はどんどん流れていき、過去の経緯を探すだけでひと苦労、ということも少なくありません。
関わる人が増えても、状況が見える状態をどう保つか。今回は、実際にBacklogでこの課題に向き合った2社の事例から、そのヒントを探ります。
目次
人材・派遣業界に共通する課題とBacklogでの対応
人材・派遣業界の仕事は、求職者・登録スタッフ、クライアント企業、社内の営業や労務担当と、常に複数の相手のあいだに立って進みます。加えて、協力会社や開発ベンダーなど社外のパートナーが関わる場面も少なくありません。
一人の担当者が多くのスタッフや案件を受け持つため、フォローの状況がその人の頭のなかにしかない、という状態が生まれやすいのがこの業界の特徴です。依頼は電話・メール・チャットとバラバラに届き、契約更新日や面談日程といった細かな期限も次々に発生します。繁忙期には稼働するメンバーが一時的に増え、拠点ごとに管理の仕方が違えば、状況の共有はさらに難しくなります。
だからこそ、1人が抱えている情報を、関係者全員が同じ画面で見られるようにすること自体が、対応漏れや確認作業を減らす近道になります。
そこで、人材・派遣業界でよく聞かれる課題と、Backlogでの対応の考え方を整理しました。
| ✕ 人材・派遣業界が抱える課題 | ✓ Backlogで対応できる機能 |
|---|---|
| 案件やスタッフの状況を担当者しか把握していない | 課題に担当者と期限を設定し、チーム全員が同じ画面で確認 |
| 依頼が電話・メール・チャットに分散し、対応漏れが起きる | 依頼を課題として一元管理。未対応のものが一覧に残る |
| 契約更新日や面談日程など、細かな期限管理が多い | 期限日の設定と通知で、期日前にリマインド |
| 拠点や担当者ごとに管理フォーマットがバラバラ | プロジェクト単位で運用を統一し、記録の形式を標準化 |
| 異動や退職のたびにノウハウが失われる | ドキュメント機能・課題の履歴でナレッジを蓄積 |
| 協力会社や開発ベンダーとの連携が煩雑 | ユーザー数無制限*。社外メンバーも同じプロジェクトに招待 |
* プランにより異なります。詳しくは料金プランをご確認ください。
どれも「新しい業務フローを一から作る」のではなく、「今のやり方をそのままBacklogに置き換える」ことで解決できる点がポイントです。
運用ルールを厳しくしたり、専用システムを新たに構築したりしなくても、日々の記録の残し方を少し変えるだけで、情報の流れは大きく変わります。実際にこうした課題に向き合い、Backlogを活用している2社の事例を見てみましょう。
事例に見る、Backlog活用のポイント
「イベント運営の属人化」を解消(メディア総研株式会社 様)
課題:
年間約70件のイベントを運営するなか、複数の案件が並行するとチャットの会話が流れてしまい、各案件の状況が見えなくなることが課題でした。
Backlogの使い方:
イベントごとにプロジェクトを作成し、課題でタスクを管理。課題複製機能で過去イベントの課題を次回に再利用し、当日の現場マニュアルもドキュメントに整理しています。
効果:
「誰が、いつまでに、何をするのか」が明確になり、締切の遵守が徹底されました。情報が集約されたことで探す手間が減り、過去のやり取りがそのまま次回の資産になっています。

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backlog.com「社外を含む複数チームとの情報共有」を一元管理(株式会社サンレディース 様)
課題:
単発アルバイト求人検索アプリなど4つのシステムを、2社のベンダーが関わる体制で開発することになり、情報共有の行き違いやコミュニケーションの混乱が懸念されていました。
Backlogの使い方:
プロジェクト情報をBacklogに一元化し、種別やカテゴリーをカスタマイズしてシステムごと・工程ごとに課題を整理。画面デザインの確認も画像を添付して課題上で行っています。
効果:
関係者全員が同じ場所で状況を確認できるようになり、開発中に生じる問題の解決スピードが上がりました。リリース後の改修依頼や問い合わせ対応にもそのまま活用されています。

マルチベンダー体制での開発と保守運用を支える、Backlog活用のススメ | 導入事例 | チームで使うプロジェクト管理・タスク管理ツールBacklog
Backlog導入事例:株式会社サンレディース様では、マルチベンダー体制でのシステム開発と保守運用にBacklogをご活用いただいています。…
backlog.com今のやり方はそのままに。まずは1つの案件から
最初から全社的な運用ルールを整備する必要はありません。1つの案件やチームから使い始め、少しずつ利用の幅を広げていくことで、スムーズな導入が期待できます。
まずは、今動いている案件を1つだけ、Backlogのプロジェクトにしてみてください。担当者と期限を設定し、進捗をコメントで残す。これだけで、これまでの進め方を大きく変える必要はありません。
そうして積み重ねた課題やコメントは、いつの間にか「聞かなくてもわかる」案件の記録として蓄積されていきます。確認のためのやり取りが減り、日々の対応がそのまま次回に使えるノウハウになる。特別な入力作業を増やさなくても、記録が資産になる仕組みがつくれます。
属人化のない案件管理の第一歩を、Backlogで踏み出してみませんか?30日間の無料トライアルで、「あの件、どうなってる?」と確認して回る手間がどれだけ減るか、まずはご自身の現場で確かめてみてください。