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この記事はBacklog Advent Calendar 2017の12/8担当分です。
いつもBacklogをお使いいただきありがとうございます。Backlog開発チームの藤田です。今日はご存じの方には今更かもしれませんが、知っているとBacklogがちょっと便利になる「課題キー」について書きたいと思います。
目次
課題キー
Backlogの課題には「課題キー」がついています。例えば 「BLG」 プロジェクトに最初に作った課題の課題キーは 「BLG-1」 になります。
この課題キーをBacklog上の色んな場所に貼り付けると自動的にリンクになります。
このボタンで課題キーをクリップボードにコピーすることができます。Shift+クリックで課題キーだけをコピーする機能も地味に便利です。
課題キーの使い所
課題詳細、コメント
当たり前ですが、まず第一歩は課題から他の課題にリンクする使い方です。
去年11月のデザインリニューアルで、同プロジェクト内での課題キーによる画面遷移がかなり高速になったので、どんどんリンクしてどんどん使っていただければと思います。あとで戻りたいときは「最近見た課題」のメニューから辿ればいいので、あとで見るために別タブで開いておいて…としてブラウザがタブまみれになることもありません。
カスタム属性
課題キーはカスタム属性でも自動でリンクになります。「関連課題」という名前のカスタム属性を作っておけば、検索にも使えるし、便利かもしれません。(自動でバックリンクが作られる機能は、ご要望いただいてるのですが、提供できておらず申し訳ないです…)
Wiki
Backlogは、プロジェクトの中で「これは長い期間みんなで共有するべき」という情報をWikiに書くことをオススメしています。
サルでもわかるWiki入門 〜チームの情報を共有しよう〜
Wikiページから関連する課題へリンクを張っておけば、その情報に至る背景にも辿っていきやすくなります。
スペースのお知らせ
これはスペースの管理者だけが使える機能になりますが、ダッシュボード画面の上部にユーザー全員に対するお知らせを表示することができます。
ここでも、課題キーは自動でリンクになります。ユーザー様の中には「入社したら最初に読んで登録の練習をするための課題」を作られている方もいらっしゃいます。そういう課題へのリンクを管理者が全ユーザーのダッシュボードに表示させることができます。
Gitのブランチ名
マイナーな機能なのですが、Gitのブランチ名に課題キーを含めると、そのブランチからプルリクエストを作るときに自動的に関連課題になるという機能があります(地味)。
ヌーラボでは、例えば「BLG」プロジェクトであれば、
BLG-100/fix-some-problem
BLG-101/implement-new-feature
のように、「課題キー/サマリー」のようなフォーマットでブランチを作ることにしています。便利なのでおすすめです!
プルリクエスト
Gitのプルリクエストを作る時、コメントや本文に課題キーを貼り付ければ当然リンクになります。レビュアーに優しく、十分に情報を与えてレビューしてもらえばお互いハッピーです。
Git, SVNのコミットメッセージ
GitやSVNのコミットメッセージに課題キーを含めると課題へのコメントになる設定があります。プロジェクト管理者の方はぜひONにして使っていただければと思います。
Typetalk
ヌーラボが提供するチャットアプリ Typetalk でも、Backlogの課題キーを貼り付ければ自動的にリンクになります。しかもTypetalkの場合、単にリンクを貼るだけではなくマウスオーバーで内容を少しだけ表示する「Backlogカード」機能もあるため、課題キーはますます便利です。(Backlogの中にすらないのに・・・!)
TypetalkとBacklog の連携機能3選をご紹介–コミュニケーションとタスク管理をもっと円滑に。 | ヌーラボ
他のアプリケーション
プログラマーの方にはすぐ分かることと思いますが、「課題キーをリンクにする」というのはとても単純な機能ですので、ヌーラボ以外のアプリケーションでも少し改造すれば実現できます。
ヌーラボでは「HackMD」というツールを補助的に利用していますが、自分で改造して課題キーがリンクになるようにしています。便利です。
リアルタイム共同編集可能なMarkdownエディタ「HackMD」をハックしてみた| ヌーラボ
まとめ
いかがでしょうか?知らない使い方はありましたでしょうか?
使うのがとても簡単な機能ですので、ぜひ今日から役立てていただければと思います。
どれも当たり前だ、使ってるよ!というBacklogマスターの方や、もっと良い使い方を思いついた!という方は周りのユーザー様にも教えていただき、少しでも皆様の仕事のお役に立てれば幸いです。
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