いつもBacklogをご利用いただきありがとうございます。
このたび、プロジェクトの立ち上げをより効率化できる新機能「プロジェクト設定のインポート・エクスポート機能」をリリースしました!
設定作業にかかる工数を削減し、設定漏れなどのミスも防げます。ぜひご活用ください。
目次
プロジェクト設定のインポート・エクスポート機能について
リリースの背景
本機能は、「プロジェクト設定をほかのプロジェクトにも流用したい」「新しいプロジェクトを始めるたびに一から設定するのは手間がかかる」といったユーザーの皆さまの声をもとに、検討・開発を進めてまいりました。
実際、既存プロジェクトと同じ設定で新しいプロジェクトを立ち上げるには、設定を一つずつ再現する必要があり、大きな負担となるだけでなく、設定ミスや漏れの原因にもなりかねません。
本機能を活用いただくことで、Backlogのプロジェクト設定をより効率的に行えるようになります。
対象プラン・スペース
フリープランを含むBacklogのすべてのプラン、すべてのスペースでご利用いただけます。
※Backlogエンタープライズプランを除く
対象ユーザー
管理者
本機能でできること
既存のプロジェクト設定をファイルに書き出し(エクスポート)、別のプロジェクトにそのまま取り込む(インポート)ことができます。
インポート・エクスポートできる項目は以下の通りです。
- 基本設定:テキスト整形のルール(Markdown/Backlog)、親子課題やWiki、Gitといった機能の利用設定など
- 種別:「タスク」「バグ」など、種別の名前や背景色、課題テンプレート
- 独自に追加した種別を含みます
- 状態:「未対応」「処理中」など、状態の名前や背景色
- 独自に追加した状態を含みます
- カテゴリー:設定したカテゴリー
- 発生バージョン/マイルストーン:設定した発生バージョン/マイルストーン名
- 開始日・終了日は含まれません
こんなときに便利です
本機能は、皆さまの業務をさまざまな場面でサポートいたします。
- 工数削減とミス防止
これまで手作業で行っていた設定作業が不要になり、数クリックで完了できるようになります。誰が操作しても同じ設定を正確に再現できるため、設定ミスや漏れを防げます。 - ベストプラクティスの共有
チームで最も効率よく運用されているプロジェクト設定を「テンプレート」として簡単に共有でき、他のチームでも活用できます。これにより、組織全体のプロジェクト管理レベルを引き上げることが可能です。
- プロジェクト立ち上げの迅速化
新しいプロジェクトを始める際に、ゼロから設定を考える必要がありません。実績ある設定をベースにすることで、すぐに本題であるプロジェクトやタスク管理に着手できます。 - Backlog初心者でも安心
「どんな設定をすればいいのかわからない」というBacklog初心者の方でも、経験豊富なメンバーが作成した設定を活用することで、スムーズにプロジェクト管理を始められます。
使い方
ステップ1:プロジェクト設定をエクスポートする
- コピー元にしたいプロジェクトの「プロジェクト設定」に移動します
- 「プロジェクト設定をエクスポート」をクリックすると、PCに設定ファイルがダウンロードされます
ステップ2:プロジェクト作成するときに設定をインポートする
- ダッシュボードから「プロジェクトの追加」をクリックします
- プロジェクトの追加ダイアログに表示される「プロジェクトの初期設定をインポート」をクリックします
- ステップ1でエクスポートした設定ファイルを選択し、「インポート」ボタンをクリックします
- プロジェクト名とプロジェクトキーを入力して「追加」ボタンをクリックします
詳しくはプロジェクト設定をインポート・エクスポートする|Backlogヘルプセンターをご確認ください。
今後のアップデートについて
「カスタム属性」のインポート・エクスポート機能は、今回のリリースには含まれておりません。
現在、対応に向けて開発を進めており、今後のアップデートでの追加を予定しています。
詳細が決まり次第、あらためてご案内いたしますので、どうぞご期待ください。
おわりに
今回リリースした「プロジェクト設定のインポート・エクスポート機能」は、皆さまのプロジェクト立ち上げのハードルを下げ、より効率的にBacklogをご利用いただくための機能です。
これまで設定作業に費やしていた時間を大幅に短縮し、プロジェクト・タスク管理にあてることができます。Backlogは、これからも皆さまのフィードバックをもとに、より便利で使いやすいサービスへと進化を続けてまいります。
ぜひこの新機能をお試しいただき、ご意見やご感想をお寄せください。
それでは、今日も楽しいBacklogライフを!