Backlogで「 タスク管理 」を始める時に知っておきたい3つの枠組み:スペース、プロジェクト、課題

こんにちは。 Backlog カスタマーサクセス担当の鍋島です。いつもBacklogをご愛用いただきありがとうございます!直感的なインターフェースで親しまれているBacklogですが、管理者の皆さまには、Backlogに特有の概念にお付き合い頂く必要も出てくるかと思います。本記事では、Backlogを始められたスペースオーナーや管理者の皆さまに向けて、Backlogで 「 タスク管理 」をする上で知っておきたい3つの基本的な枠組みをご紹介します。

Backlogの枠組み

Backlogは、大雑把に言うと3つの大きな枠組みで成り立っています。それが、「スペース」「プロジェクト」「課題」です。

スペースとは

スペースとは、Backlogの契約単位ごとに提供される領域で、各プランに応じて決まったストレージ領域と、ユーザアカウントの上限(スタンダードプラン以上は無制限)があります。いわばまっさらな土地みたいなものです。実際にBacklogでタスク管理をするためには、このスペースというまっさらな土地に「プロジェクト」と呼ばれる、タスクを登録する入れ物を作る必要があります。

プロジェクトとは

プロジェクトとは、本来は何らかの目標を達成するための期限付きの計画を指します。ですが、Backlogにおけるプロジェクトとは、業務のまとまりごとにチームとタスクを収容するための部屋と考えていただくとイメージしやすいと思います。本来の意味での「プロジェクト」に加えて、特に期限の決まっていない通常の業務、例えばオフィスの管理や経理、営業と言った日常業務もBacklogでタスク管理することができます。

課題とは

プロジェクトを作ったら、中に入室できるメンバーを決め、個々のタスクを登録していきます。この「タスク」に当たるものを、Backlogでは「課題*」と呼んでいます。そして、課題ごとにプロジェクトに参加しているメンバーから担当者をアサインして、開始日・期限日を設定することで、タスク一覧の整理や通知機能の活用など、Backlogのメリットを活かしたタスク管理が可能となります。

*厳密に言うと、プロジェクト管理における「課題」と「タスク」は少し異なる概念ですが、Backlogではどちらもまとめて課題として管理します。

backlog タスク管理プロジェクトにメンバーを登録することで「入れ物」の中身を整理できます。

ユーザとプロジェクトの関係について

ユーザはプロジェクトという部屋に入室する権利がないと、どのような内容のプロジェクトで、誰がメンバーで、どのような課題が存在しているか、一切知ることはできません。Backlog上で仕事を進めていくためには、必ずプロジェクトに参加する必要があります。

逆に言えば、管理者は、プロジェクトに参加するメンバーをコントロールすることで、限られた本当に必要な人にのみ情報を開示しながら、情報漏えいを防ぎつつ、安全に仕事を進めていくことができます。

まとめ: Backlog で タスク管理 する上での3つの枠組み

スペース Backlog利用の基本単位
プロジェクト 業務のまとまりごとにタスクとチームを収容する入れ物
課題 担当者とスケジュールをアサインすることができる個別のタスク

この記事が、これからBacklogで楽しく生産的なタスク管理を始めるチームにとって、少しでもお役に立てれば幸いです。

Backlogで今日もチームメンバーと楽しい1日を!

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