【イベントレポート】Backlogユーザーコミュニティ「JBUG」が大分で開催されました!

皆さん、こんにちは!ヌーラボのビジネスグロース部でコミュニティ運営を担当している藤本(マコリーヌ)です。

今回は「チームのタスク管理どうしてる?」をテーマに、Backlogユーザー同士が集まり、タスク管理に関する知見や活用方法を共有するイベントが開催されました。会場は、株式会社オーイーシーさんの素敵なオフィスです。

この記事では、イベント当日の様子やセッション内容をご紹介します。
JBUGに興味を持っている方や今回参加できなかった方の参考になれば嬉しいです!

イベント概要

※以下、イベントページより抜粋・引用

JBUG(ジェイバグ:Japan Backlog User Group) は、Backlogユーザーによるコミュニティです。

JBUGは、Backlogを活用した仕事の効果的な進め方やタスク管理、チームのコミュニケーションに関する課題や悩みを抱える方々と共に語り合い、悩み解決のヒントやノウハウを学び合う場となっております。

こんな方におすすめ
・他社の事例からBacklogの活用方法を学びたい方
・プロジェクト・タスク管理に悩んでいる方
・チームコミュニケーションを活性化させたい方

開催日:2024年11月9日(土)14:00〜18:00
場所:株式会社オーイーシー 大分本社
テーマ:チームのタスク管理どうしてる?
お申し込み:https://jbug.connpass.com/event/328560/

オープニング
オープニングの様子

オープニングでは、株式会社オーイーシーの若林さんからご挨拶があり、JBUGの活動目的や今後のイベントについてご紹介いただきました。

2024年12月14日(土)に横浜で開催される「プロジェクトマネジメントに関わるすべての方のための祭典『Backlog World 2024』」のお知らせもありました。

本編スタート

複数サイト管理するヌーラボウェブサイト課のBacklog活用術

松永さんの登壇の様子

最初のセッションでは、ヌーラボのウェブサイト課でマークアップ・フロントエンジニアとして活躍する松永が、Backlogを使ったタスク管理の事例を紹介しました。

複数のサイトを効率的に管理するため、「種別」「カテゴリー」「マイルストーン」を使い分け、チーム全体の進捗を見える化する方法について分かりやすく説明いただきました。

Backlogのテンプレート機能を使った課題作成の工夫や設定のコツについてもお話しいただきました。

新規事業部門のタスク管理の現状と苦悩

坂本さんの登壇の様子

次に登壇いただいたのは、株式会社オーイーシーの坂本さんです。新規事業やDX推進業務を担当し、さらに企業公式Xの「中の人」も務める坂本さんが、タスク管理の現状や課題を共有してくださいました。

特に興味深かったのが「タスクとToDoの違い」についてです。

タスク≠ToDo
タスク:明確な期限が設定されている業務(例)週末の会議資料作成
ToDo :明確な期限が設定されていない業務(例)デスクを整理するために資料を処分

坂本さんによると、期限が設定されていないToDoは優先度が低くなりやすく、つい後回しにされがちだそうです。しかし、放置していると気づいたときには期限が迫ったタスクに変わってしまうこともあるとか。

だからこそ、仮の期限を設定し、「ToDo」を「タスク」にする大切さを話していただきました。

自己紹介&ネットワーキングタイム

ネットワーキングタイムの様子

LTセッションのご紹介

今回のLT(ライトニングトーク)では、さまざまな視点からBacklog活用にまつわるアイデアや体験談が共有されました。以下、それぞれの発表内容を簡単にご紹介します!

バックログスイーパーの誕生

バックログスイーパーの役割

発表者:株式会社ヌーラボ 原田
内容:組織やチームのタスクを常に整理し、仕事を前に進めるサポート役として誕生した「バックログスイーパー」。チームでの業務をスムーズに進めるため、バックログスイーパーが担う3つの役割を紹介していただきました。

初めてのBacklog活用。タスク管理初心者の体験記

発表者:株式会社オーイーシー 利光さん
内容:大学で授業を実施するプロジェクトでBacklogを活用した際の経験が紹介されました。進捗状況が実態と合わない苦労を共有し、改善のポイントとして「丁寧なタスクの洗い出し」と「依存関係を整理したタスク登録」の重要性に気づいたそうです。利光さんが「タスクの洗い出しはどうしていますか?」と質問すると、参加者から多くのアドバイスが寄せられ、オフラインならではの交流が盛り上がりました。

課題をGPTに評価してもらう

発表者:JBUG大分運営 若林さん
内容:Livebookから「Backlog API」と「OpenAI API」を呼び出し、課題説明文を明確さ、簡潔さ、整合性の観点で評価してもらう方法を紹介。具体的な実装方法は以下のブログで解説されているので、興味のある方はチェックしてみてくだい!

Backlog の課題登録時 GPT に評価してもらう(Livebook アプリで実装)

オフショア開発プロジェクトでのタスク管理

発表者:Ethan Technology Japan株式会社 田原さん
内容:オフショア開発プロジェクトにおけるBacklogの活用方法や、異なるタイムゾーンや文化背景を持つチームメンバー間でのタスク管理の工夫について共有されました。定期的に課題の棚卸しを行い、課題一覧を俯瞰することで停滞しているチケットをフォローする取り組みについて紹介がありました。

Backlogは○○○○○○である

発表者:株式会社オーイーシー 矢野さん
内容:矢野さんのLTセッションは、興味を引くタイトルからスタートしました。Backlogのお気に入りポイントと使い方のコツについて紹介があり、以下のリストを見ていると、あるイメージが浮かび上がってきます。

矢野さんの登壇資料

さて、これで何かが浮かんでこないでしょうか?そう、「電子レンジ」です。矢野さんは、Backlogを電子レンジに例えるユニークな視点で、Backlogの便利さと使い方を印象的に表現されました。

懇親会

懇親会の様子

イベントの最後には、参加者同士が交流を深めるための懇親会が行われました。株式会社オーイーシーのオフィスで、和やかな雰囲気の中、活発に意見が交換され、情報が共有されました。普段の業務やBacklogの使い方に関する質問やお話も飛び交い、参加者同士でタスク管理の課題を相談し合う場面もありました。

まとめ

集合写真

今回のJBUG大分イベントでは、「チームのタスク管理」をテーマに、業務で活かせるBacklogの活用ノウハウが共有され、参加者同士の活発な意見交換が行われました。

JBUGでは、今後も全国各地で同様のイベントを開催予定です。Backlogを活用したプロジェクトやタスク管理にご関心のある方は、ぜひ次回のご参加をお待ちしています!

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