簡単な操作と柔らかいデザインで誰にでも使いやすいのがBacklogの大きな特徴です。しかし、使い始めのちょっとしたつまずきで、戸惑ったり手を止めてしまったりすることもあるでしょう。
この記事では、最初につまずきやすいポイントを3つ挙げ、簡単な解決のヒントをご案内します。「トライアルをスタートしたばかり」「これから始めてみるところ!」という方は、ぜひ本ブログも見ながら進めてみてくださいね。
目次
困りがちなこと 1:2回目以降にログインできない・入口がわからない
「アカウントは作れたけど、どこから入ればいいの?」
「前に招待されたけど、もう一度入ろうとしたら探せない」
Backlogを使い始めるときは、ヌーラボアカウントを作成し、Backlogにログインします。しかし、一度ログインした後でも、ブラウザを閉じてしまうと入口がわかりにくく感じることがあります。
Backlogの入口は大きく2つあります。
- https://backlog.com/ja/ にアクセス
- 右上の「ログイン」をクリック
- スペースIDを入力
- 認証情報を入力
- https://apps.nulab.com/signin にアクセス
- メールアドレスを入力
- パスワードを入力
- Backlogスペースを選択
また、トライアルを開始したときやメンバーに招待された際に届いたメールには、ログインのリンクやスペースIDが記載されています。
入口3:ヌーラボから届いた招待メールからログイン
1. メール本文の「ログイン」ボタンをクリック
2. メールアドレスを入力
3. パスワードを入力
解決のヒント:初回ログイン時にブックマーク登録
- Backlog公式サイトのログインボタンからアクセスする
- 招待メールの中にあるログインリンクを確認する
- 最初にアカウント登録してログインできたら、ブラウザのブックマークや、パスワード管理アプリに登録するのがおすすめ!
困りがちなこと2:「メンバー招待」に迷ってしまう
「しっかり準備を整えてから社員を招待したい」
「空の状態で招待すると問い合わせが増えそう」
「どこまで招待するべきか判断に迷う」
導入担当者の方はきちんと基盤を整えてから…と、つい一人で頑張ってしまうかもしれませんが、実は、早めに少人数でもいいのでメンバーを招待して、課題のやり取りを始めたほうがスムーズに進むことが多いもの。
Backlogはチームで使うツールです。まずは普段から業務のやり取りの多い、身近なメンバーを数名招待してみましょう!
× 避けるべきマインドセット
• 一人で完璧に整えてから招待
• すべての機能を理解してから開始
• 失敗や混乱を恐れる
○ 推奨するマインドセット
• チームで一緒に作り上げる
• 実際の業務で学習する
• 早期フィードバックを歓迎
解決のヒント:チームで一緒に試す
- まずは小さなプロジェクトで、気軽に一人二人を招待してみましょう
- 最初は自己紹介や回覧練習で「ボール回し」を体験してみる
- 無理のない範囲で、チームで一緒に試すことが大切です
困りがちなこと3:どのように課題を立てればいいかわからない
「機能はわかるけど、自分の仕事では何を課題として立てればいいの?」
Backlogの「課題」は、いわゆるタスクやToDoの管理に使えます。最初は難しく考えず、「やるべきこと」や「忘れないようにすること」を登録して、タスクを進めてみましょう。
ここでは、親子課題を活用した具体的な課題の立て方をご紹介します。
*親子課題は有料プランでご利用いただけます
例1: 営業部門
親課題:A社商談管理
子課題:
┗ 提出用の資料を作成する
┗ 商談時のメモを共有する
┗ フォローアップの電話をかける
┗ 見積書を作成する
┗ クロージングに同行する
例2: 定例会議の準備
親課題:定例会議資料を作成する
子課題:
┗ メンバーの振り返りをまとめる
┗ 月次売上レポート作成
┗ 競合分析資料を作成する
例3: 人事・総務部門
親課題:田中さん入社手続き
子課題:
┗ 健康診断書の提出を依頼する
┗ 支給PC、モニター、スマホを手配する
┗ webサービスのアカウントを開設する
┗ 入社説明の資料を作成する
親課題:設備・備品管理
子課題:
┗ 会議室プロジェクター修理を手配する
┗ PC調達の仕様をまとめる
┗ オフィス契約更新手続きを完了する
親課題:会社説明会準備
子課題:
┗ 会場を選定する
┗ プログラムを作成する
┗ 開催情報を告知する
解決のヒント:課題の例を参考に、小さなタスクを登録してみる
- 小さなタスクから気軽に登録してみましょう
- タスクを「確認してほしい!」「意見を聞きたい」ときは、担当者を変更しましょう
- 1つのタスクを「完了」するまで、Backlogで進行してみましょう
成功への最重要ポイント
Backlogは、最初から完璧に使いこなす必要はありません。 少しずつ試しながら、チームに合った使い方を見つけていきましょう。一人で完璧に理解しようとせず、チームメンバーと一緒に学び、一緒に改善していくことが成功の秘訣です。
Backlogの真価が発揮されるのは「チームで使うとき」です。チームでの課題やり取りを実現できれば、Backlogはあなたの業務に欠かせないツールになるでしょう。
みなさんのチームにあった使い方を見つけて、気軽に楽しんでみてください。
それでは早速、Backlogを使ってみましょう!

Backlogへログインする方法 | Backlogブログ
「Backlogにどこからログインすればよいのか分からない」 久しぶりにBacklogにログインされる方からよくいただくお問い合わせです。あ…
backlog.com
こちらもオススメ:

プロジェクト管理とは?目的や項目、管理手法について徹底解説! | Backlogブログ
プロジェクト管理の基本や主な項目を紹介。CCPMやWBSなどのプロジェクト管理の代表的な手法やプロジェクト管理全体の流れを解説。これからプロ…
backlog.com