新規スペースへのWiki提供終了と初期設定の変更について

こんにちは、Backlog開発チームです。

いつもBacklogをご利用いただき、ありがとうございます。

2025年12月のドキュメント機能の正式リリース以降、多くのユーザー様にドキュメント機能をご活用いただいております。一方で「Wikiとドキュメントのどちらを使えばよいかわからない」「使い分けに迷う」といったお声もいただいていました。

Backlogでは、ナレッジ管理の中心をドキュメント機能に集約していく方針を進めております。その第一歩として、2026年7月14日(火)からWiki機能の提供方針を変更します。対象は、新規にBacklogの利用を開始するスペース、および新規に作成するプロジェクトです。

本記事では、変更内容と影響範囲、そして既存ユーザー様への影響について詳しくご案内いたします。

変更内容の概要

2026年7月14日(火)から、以下2点を変更いたします。

変更内容 対象 ユーザー影響
新規スペースでWiki機能を提供しない 2026年7月14日(火)以降に新規利用開始するすべてのスペース 既存のスペースには影響なし
新規プロジェクト作成時のWikiをデフォルトでオフ 2026年7月14日(火)以降に既存のスペースで作成した新規プロジェクト プロジェクト設定でオンに切り替えることは可能

変更内容の詳細

1. 新規スペースでのWiki機能を提供しません

2026年7月14日(火)以降、新規でBacklogのご利用を開始されるスペースでは、Wiki機能をご提供いたしません。新規スペースのナレッジ管理は、ドキュメント機能をご利用ください。

※時期は予告なく変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

すでにBacklogをご利用中のスペースには影響しません。既存スペースのWikiは、これまで通りご利用いただけます。

2. 新規プロジェクト作成時にWiki機能の初期設定がオフになります

2026年7月14日(火)以降、既存のスペースで新規に作成されるプロジェクトにおいて、Wiki機能の初期設定がオフになります。

なお、プロジェクト作成後にWiki機能をオンに切り替えることは可能です。これまで通りWiki機能をご利用になりたい場合は、お手数ですがプロジェクト設定でオンにしてください。

3. 新規スペースへのプロジェクト移行ツール利用について

プロジェクト移行ツールを利用して、新規スペースへプロジェクトを移行する場合は注意が必要です。

移行元のプロジェクトにWikiがあり、移行先のスペースが7/14(火)以降に作成されている場合、移行しようとするとエラーが表示されます。プロジェクト移行ツールのオプションで、Wikiを除外してプロジェクトを移行してください。

既存スペース・既存プロジェクトのWikiは引き続きご利用いただけます

今回の変更後も、既存のスペース・既存のプロジェクトで現在ご利用中のWikiはこれまで通り閲覧・編集いただけます。ご安心ください。

既存Wikiの強制的な移行や削除も、今回の変更では行いません。

今後の予定について

Backlogでは、ナレッジ管理機能をドキュメント機能へ統合していく長期的な方針のもと、将来的にはWiki機能の廃止を予定しております。

Wiki機能の具体的な廃止スケジュールにつきましては、今後確定次第、改めてBacklogブログ・お知らせ等でご案内いたします。

廃止までには十分な周知期間を設けます。既存のWikiを利用しているユーザーの皆様がドキュメント機能へ円滑に移行いただけるよう、移行支援機能の拡充とあわせて段階的に進めてまいります。

既存システムとWikiをAPI連携されているユーザー様へ

APIをご利用のシステム連携につきましては、Wiki機能の廃止に伴い順次影響が発生する見込みです。今後の廃止スケジュール確定にあわせて、十分な周知期間を設けて段階的に進めてまいります。

ドキュメント機能で、チームのナレッジ管理はこう変わります

ドキュメント機能は、2025年12月に正式リリースされたBacklogの新しいナレッジ管理機能です。「探したい情報が見つからない」「何を書こうか迷ってしまう」「チームでの共有が難しい」——そんな日々の小さなストレスを減らすことを目指して設計されています。

1. 情報がツリー構造で整理でき、迷子にならない

ドキュメントは親子関係を持つツリー構造で整理できます。「製品仕様>機能A>API仕様」のように階層的に整理することで、情報量が増えても目的の情報にたどり着きやすくなります。「ナレッジの体系化」が、ドキュメントなら自然な形で実現できます。

2. 直感的なリッチエディターで、書くことに集中できる

見出し・表・画像・コードブロック・チェックリスト・コールアウトなどを、マークアップ記法を覚えることなく直感的なエディター操作で作成できます。

「とりあえずメモしたい」場合も「丁寧にまとめたい」場合も、同じツールでスムーズに書き分けられます。

3. すでにWikiをご利用中のプロジェクトでも、簡単に移行可能

すでにWikiでナレッジを蓄積されているプロジェクトでは、「ドキュメント移行機能」によって既存Wikiをドキュメントへ一括で移行いただけます。これまで積み上げてきた業務ナレッジを失うことなく、ドキュメント機能をすぐに利用できます。

詳細は以下のブログ記事をご参照ください。

ドキュメント機能の正式リリースとWikiからの移行機能提供のお知らせ

Backlog AIアシスタントとの連携で、ナレッジ活用はさらに進化します

ドキュメント機能への集約を進める背景には、「ナレッジを溜める」だけでなく「ナレッジを使いこなす」時代へという、私たちの大きな方針があります。

ドキュメント機能は、Backlog AIアシスタントとの連携を前提に設計されています。今後、Backlog AIアシスタントは皆さまが日々蓄積されるドキュメントを横断的に理解できるよう進化していきます。そして、必要な情報を必要なタイミングで引き出せる「チームの第二の脳」のような存在へと成長します。

たとえば、次のような体験を私たちは目指しています。

  • 「このプロジェクトの過去の意思決定の経緯を教えて」と聞けば、関連ドキュメントを要約して回答
  • 議事録や仕様書の作成時に、過去の類似ドキュメントを参照したドラフトを自動生成
  • 散在した情報を横断検索し、必要な箇所だけを抽出して提示

こうした体験を安定して提供するには、構造化された最新のナレッジ基盤が欠かせません。ドキュメント機能はその基盤として設計されており、Wikiでは実現が難しかった次世代のナレッジ活用を実現していきます。

ドキュメント機能への集約は、単なる機能の置き換えではなく、チームの知的生産性を一段引き上げるための土台づくりです。私たちは「Backlogに情報を溜めておけば、必要なときに必要な形で取り出せる」——そんな未来をBacklog AIアシスタントとともに実現していきます。

おわりに

今回の変更は、Backlogをこれからご利用になるユーザーの皆様、そして新たに業務を立ち上げるチームに、より迷いなくナレッジ管理を始めていただくためのものです。既存ユーザーの皆様には、引き続きこれまで通りWikiをご利用いただきながら、ご都合のよいタイミングでドキュメント機能への移行をご検討ください。

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

これからもBacklogは、チームの「働く」をもっと楽しく、もっとスムーズにするためのアップデートを続けてまいります。

引き続き、Backlogをよろしくお願いいたします。

チームで使えるプロジェクト・タスク管理ツールならBacklog