皆さん、こんにちは!いつもBacklogをご利用いただき、ありがとうございます。
ヌーラボでコミュニティマーケティングを担当している藤本です。
今回で17回目の開催となるJBUG福岡は、「プロジェクトを成功に導く、コミュニケーション管理術」をテーマに、個人開発からニアショア開発、そして営業部門でのBacklog活用法についてお話しいただきました。異なるバックグラウンドを持つチームメンバーとのBacklogを使った円滑なコミュニケーションといった、参考になる情報が盛りだくさんのイベントとなりました。
こちらのブログでは、イベントの様子やセッションの内容をお届けします!
目次
開催概要
JBUG(Japan Backlog User Group)は、プロジェクト・タスク管理ツールBacklogのユーザーコミュニティです。
今回のテーマは、「プロジェクトを成功に導く、コミュニケーション管理術」。
Backlogは国内最大級のプロジェクト管理ツールであり、その豊富なユーザー事例から学び合うことで、より効果的なプロジェクト管理や楽しい働き方を追求しています。実体験から得た知見やノウハウをシェアし、共に「働くを楽しくする」を実現したいと考えています。
開催日時:2024年2月15日(木) 19:00〜
会場:株式会社ヌーラボ福岡本社
イベントページ:https://jbug.connpass.com/event/306887/
営業部門でのBacklog活用法
トップバッターとして「営業部門でのBacklog活用法」をタイトルに登壇いただいたのは、株式会社Fusicの青木さんと吉田さんです。営業部門の提案中案件の管理およびエンジニア各部門で案件の個別管理において、プロジェクトを分けてBacklogを活用いただいております。
営業案件の管理方法において、Backlogで「顧客案件」として親課題を作り、議事録や詳細なタスクに関しては子課題で管理しています。営業部門では、Backlogのカスタム属性を活用して、案件の状況を視覚的に把握しやすく管理しています。
以前は、案件の管理や把握をExcelで行っていたそうですが、案件管理や進捗の更新において工数がかかり面倒な点がありました。これらの課題を解決するために、Backlogの導入に至ったそうです。
Excelにて案件を管理していたBacklog導入前の課題と、Backlog導入後の変化は以下の通りです。
【Backlog導入前の課題】
- 案件状況や変化が見づらい
- 変更作業が手間
【Backlog導入後の変化】
- 案件の進捗状況がわかりやすい
- チーム内や関係各所への共有が可能
- 案件の管理や新人への教育にも利用可能
関連する記事:https://backlog.com/ja/blog/case-study-fusic/
管理工数が 10分の1に!ニアショア開発を成功させた Backlog 活用
Backlog World 2023でもご登壇いただいた株式会社キーワードマーケティングの橋口さん。今回は、Backlog Worldで伝えきれなかった思いと共に発表していただきました。運用型広告の代行や支援を東京と佐賀の拠点で分業しており、その管理を全てBacklogに集約しているそうです。
Backlog導入前は、チャットツールでの連絡やスプレットシートで依頼管理など、非効率な業務管理が原因で組織のリソース活用が不十分であり、作業漏れなどの確認不足によりミスが多発していたそうです。
Backlogを導入した結果、以下のような改善が見られたとのことでした。
- 依頼の見逃しがなくなる
- 進捗や状態が一目でわかる
- 管理工数が減少
- 依頼フォーマットの統一
- 全てのやり取りをBacklogに記録
作業数が増えてもミスが激減し、また受注できる業務数が大幅に増加したとお話しされていました。
タスクの「起票」をGoogleフォームと連携することで、「起票」のハードルを軽減しており、会場の皆さんも「自社でも活用したい」と、とても関心を持っていらっしゃいました。
関連する記事:https://backlog.com/ja/blog/case-study-keyword-marketing/
Backlogで変わる個人開発:Backlogの思想をもとに開発した家庭管理アプリ
次に登壇いただいたのは、ヌーラボでBacklogの開発を担当する傍ら、個人で家庭をより効果的に管理するためのアプリ「ファミリーログ」を開発する内田さん。
内田さんは、Backlog開発者歴9年であり、Backlogの利便性に触発され、Backlogの思想を元に家庭管理アプリを開発したそうです。
内田さんは、Backlogの良い点を以下のように述べていました。
- オールインワン
- 非同期コミュニケーション
Backlogには個人開発で必要な「タスク管理」「カンバン/ガントチャート」「Git」「Wiki」「ファイル共有」が揃っており、唯一無二の存在だと熱く語っていらっしゃいました。
バックグラウンドの異なるチームメンバーでの仕事をBacklogを使ってスムーズにやっている話
後半のトップバッターは、Fukuoka Growth Nextの池園さん。Fukuoka Growth Nextは、福岡市と民間企業が連携して運営するスタートアップの創業支援施設です。
Backlog導入前は、問い合わせの対応漏れやプロジェクトをExcelでの管理、口頭での引き継ぎなど業務が効率的に実施されておらず、課題が山積みだったとのことです。
Googleフォームで問い合わせを受け付けて、Backlog課題に起票・Slackに通知することで、対応漏れがなくなったそうです。また、ガントチャート機能を全体のスケジュールとタスクの進捗管理に活用されています。
業務マニュアルには、BacklogのWiki機能を使い、業務の引き継ぎが効率的に実施されているようです。
【Backlog導入後の感想】
- アカウント無制限
- 非エンジニアでも使いやすいUI
- 外部との連携がしやすい
関連する記事:https://backlog.com/ja/blog/case-study-fukuoka-growth-next/
お問い合わせフォームこそBacklogで管理やろ
最後にご登壇いただいたのは、プロボ (Probo)の西嶋さん。タイトルは、「お問い合わせこそBacklogで管理やろ」と、今回のJBUG福岡は、『Backlog×フォーム』づくしの回となりました。
フォームをBacklogで管理することのメリットとして、以下の2点を述べていらっしゃいました。
制作進行管理において、Backlogの活用が可能
クライアントさんの他の業務改善にBacklogが使える可能性
西嶋さんには、JBUG設立当初から支えていただき、Backlog愛に溢れた発表をしていただきました。
記念撮影タイム
ご参加いただいた皆さんと一緒に記念撮影。掛け声は「Backlogのビー」で皆さんの素敵な笑顔を見ることができました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!
レポートブログ
株式会社ジーティーアイの佐藤さんにブログを書いていただきました。
佐藤さんのブログ:JBUG福岡 #17 に参加しました!
ツイートまとめ(Togetter)
当日の様子をツイートまとめからご覧いただけます。
Togetterはこちら:#JBUG 福岡#17ツイートまとめ
今後のJBUG開催情報
JBUG沖縄#6
「効率的なプロジェクトの進め方とチームコミュニケーション」
日時:2024年3月7日(木) 19:00〜
会場:Lagoon Koza
参加お申し込みページ:イベントページよりお申し込みください。
JBUG佐賀#0 キックオフ
「プロジェクト管理のテクニック・ノウハウを学び合おう」
日時:2024年3月19日(火) 19:00〜
会場:LIGHTHOUSE
参加お申し込みページ:イベントページよりお申し込みください。
JBUG大分#0 キックオフ
「楽しい働き方を追求しよう!」
日時:2024年3月22日(金) 19:15〜
会場:J:COM ホルトホール大分
参加お申し込みページ:イベントページよりお申し込みください。
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