#JBUG東京 激動2020 変わるコト変わらないコト♪ 〜LTからパネルディスカッションまで〜 #JBUG

世界中のBacklogユーザーのみなさま、こんにちは! コミュニティマネージャーのTanny(タニー)こと、谷山鐘喜(たにやましょうき)です!

働き方含め大きな環境の変化があった2020年。今年最後のJBUG東京は
「激動2020 変わるコト変わらないコト」というテーマで登壇者の方々にLTとパネルディスカッションに臨んで頂きました♪

その時の様子をレポートとし、コミュニティマネージャーとしての所感をお届けします。

LT1:株式会社グロウニッチ代表宮本さんの「リモートワークでも変わらないこと」

Web制作やマーケティングの分野を本業とし、フルリモートで会社のメンバーと仕事するようになって既に11年が経過するという宮本さん。

コロナ以前からフルリモートで仕事を進めていたので、コロナ禍において仕事の進め方に影響はなかったようです。
それどころか思いもよらぬクライアントからオンラインミーティングの申し出があるなど、驚く事もあったそうです。

また、リモートワークにおけるメリットを経営者の観点で下記のように述べていました。

  • 家賃削減
  • 交通費削減
  • 遠方の人にも協力してもらえる

そしてリモートワークでは何よりも働くメンバーの「成果」を見る事が大切で、そこから本人のモチベーションも分かるようになるし、自分自身のコミュニケーションの取り方も見直せると仰っておりました。

Tanny’s eye

10年以上前からリモートワークを取り入れてきた事が奏功し、コロナ禍においても働き方に大きな変化はなかったのは働くメンバーにとってはとても大切な事だと思いました。

一般的にコロナの為に働く環境が大きく変わった人の方が多いと思うのですが、この「環境の変化」は簡単なようで難しく、人によっては慣れるまでに時間がかかったりと、思いの外「変化への適応」という意味ではコストが嵩むものだと思います。

ただ、宮本さんの会社ではリモートワークが当たり前だった事からこのコロナ禍においては、その「先進的な取り組みと積み重ねてきたノウハウ」が会社としてのアドバンテージになったのではないかと思います。

宮本さんの資料宮本さんの資料

LT2:KDDI株式会社大橋さんの「激動!2020年変わったもの変わらなかったもの」

社内におけるPublicクラウド活用を推進する5名体制のチームのリーダーをしているという大橋さん。

職種柄元々は対面での打ち合わせが多かったようで、週5日、全員出社するのが当たり前だったそうです。
しかしこのコロナ禍で状況は一変、フルリモートを前提とした働き方にシフトチェンジし、パートナーさんにも各種ツールの解放をされたそうです。

今まで当たり前だった対面でのコミュニケーションが非対面となり、様々な事を試しながら業務を進めていったそうです。その中でも成功事例、失敗事例を添付の資料にある通り挙げておりました。

他にもこのような状況下で「2020年変わったもの」を下記のようにも述べておりました。

  • 「出社したい!」と心から思えた
  • PC+ネットで業務が回せる事を証明できた
  • 家族との幸せな時間が増えた代わりに勉強会や飲み会への参加が激減した

Tanny’s eye

リモートワークも職種によっては難しくなる事があると思います。大橋さんのように対面での打ち合わせが多い職種は尚更だと思います。
特に少数精鋭で機動力が問われるチームでは「微妙なニュアンス」や「小さな確認」など、都度チームとしての足並みを揃える作業が必要です。

それが簡単にできないのがリモートワークなので慣れるまでは大変だったと思います。

しかしそこは大橋さん、添付の資料にもあるような様々なコミュニケーション施策にてトライアンドエラーを繰り返し、良いものだけを取捨選択する事でチームとして更なる「尖り」を増す事に成功しているのではないかと思います。

大橋さんの資料大橋さんの資料

LT3:Webディレクターを務めるマツカワさんの「激動2020年変わるコト変わらないコト」

大阪の会社でWebディレクターを務めるマツカワさん。今年のコロナ禍で起きた出来事とそれに伴う感情の起伏を折れ線グラフをもとに紹介されていました。

「転職」や「結婚」など人生の転機となる事が多かったこの年に働き方が大きく変わるなど、公私共に変化への対応を迫られる中で「変わったコトと変わらないコト」を下記の通り挙げておりました。

変わったコト

  • 働き方
  • コミュニケーションの変化

変わらなかったコト

  • エビデンスの重要性
  • メンバーへの気遣い
  • 仕事環境の変化

また、一つだけ難しそうだと思ったのは現在の職場へ転職が決まったと同時にフルリモートが始まり、チームメンバーと顔を合わせて話合う機会がなかったという事です。
しかしそこはさすがのマツカワさん、持ち前のアグレッシブさで積極的にコミュニケーションを図りメンバーとの信頼関係を構築していったそうです。

結果的にWeb制作だけではなく、動画制作のディレクションも任されるなど、会社の中でも存在感が増すと共に期待されているのが伝わってくる内容でした。

Tanny’s eye

マツカワさんご自身2020年は様々な事があったようで、グラフを見ても分かる通り平穏ではなかったそうです。とは言え、話を聞くとネガティブな要素はなく、ポジティブな事が多かったという意味で平穏ではなかったのだと思いました。

そして転職したと同時に始まったリモートワークという状況下でもご自身の役割とキャラクターを理解している動き方だというのが伝わってきました。

この自分自身を俯瞰しながらも果敢にトライしていく姿勢は僕自身見習いたいと思いました。
実際にマツカワさんは経験のあるWeb制作だけではなく、動画制作と自らチャンスをものにしているというのが伺えます。

マツカワさんの資料マツカワさんの資料

パネルディスカッション

実は今回JBUG東京はお三方にLTをして頂いた後にパネルディスカッションをして頂くという初めての試みを行いました。
LTした後だと登壇者の皆さんがどんな人でどんな事をしているのか、ある程度理解ができてからなのでとても聞き入りやすく面白かったです。
是非アーカイブからもご覧ください。

パネルディスカッションの様子パネルディスカッションの様子

最後に

今回の開催に向けご尽力された、JBUG東京の大西さんみやひろさんジャーニーマンさんお忙しいところお疲れ様でした!!ありがとうございました!!
最後は恒例の記念撮影😃

最後の記念撮影最後の記念撮影

参考資料につきまして

次回予告について

開催日は調整中ですが1月中にJBUG大阪が、その後JBUG広島、JBUG静岡と開催を予定しております。

開催情報につきましてはこちらのページをブックマークして都度ご確認頂ければと思います。

Backlog World 2021の開催は2021/03/13(土)です。

現在様々なコンテンツを鋭意準備中です。是非お気軽に遊びに来てください。

JBUGについて

JBUG(ジェイバグ:Japan Backlog User Group)は、Backlogユーザーによるコミュニティです。現在はオフラインやオンラインでのイベント開催をメインに、Backlogの話だけに止まらず、プロジェクトマネジメント全般やチームコミュニケーション、働き方などについても意見交換を図っています

プロジェクトマネジメントは、全ての業種/職種において必須のスキルである一方、そのノウハウが学べる場はあまり多くありません。

Backlogは国内最大級のプロジェクトマネジメントツールであり、すでに100万人を超えるユーザーがいることから、「プロジェクトマネジメント」「仕事のうまい進め方」に関する知識やテクニック、ノウハウを学び合うことをねらいとして、Backlogユーザーによって、JBUGが発足されました。

実体験から学んだ知見やノウハウのシェアを通し、より「働くを楽しくする」を実現したいと思っています。

あなたの街でもJBUGのイベントを開催しませんか?

これまで、北海道、東京、愛知、静岡、大阪、兵庫、高知、岡山、広島、福岡、宮崎、沖縄にてJBUGのイベントが開催されました。

いずれも、「イベントをやろう!」というBacklogユーザーさんが主体となり、リーダーとして話を進めてくださっています。もしあなたがBacklogユーザーで、「私の住む街でもJBUGを開催しようかな?」と思ったら、ぜひお気軽にJBUGのフォームからご連絡ください!Backlog運営メンバーの方々と一緒に、開催時期やテーマについて考えましょう!

Backlogの開発・提供のみならず、プロジェクトマネジメントのリアルなノウハウや知見を共有する場をオフライン、オンライン問わず増やしていくことにより、「働く」を楽しくしていきたいと考えています。

それでは、JBUGのイベントでBacklogユーザーのみなさまにお会いできることを楽しみにしています!

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