STEP3 バグを修正する

開発者の腕の見せ所

バグ修正は開発者の腕の見せ所です。バグの原因を突き止め、既存のロジックへの影響を考慮しながらバリバリ修正していきましょう。バグ管理サービスを利用している場合は、バグのステータスを「処理中」のような状態に変更してから着手します。これにより誰かが取り掛かっているバグがどうかが一目でわかるようになります。

バグ修正の一般的な流れ

この流れを見るとわかるように、バグ修正において直接コードなどを修正するのは単なる1ステップに過ぎません。実はバグ修正においては、バグの再現、原因の特定に費やす時間が多くの割合を占めます。多くのバグにおいては、必ず再現できるようになれば50%、原因が特定できれば80%は解決したようなものなのです。

バグ報告の精度

そこで重要になってくるのが、バグ報告の精度です。

バグ報告の段階で再現手順が詳細に記載されていれば、開発者がバグを再現するために発見者と何度もやり取りをする必要がありません。バグ報告の精度は、修正の速度に影響を与えるのです。

バグ管理サービスを使うことの利点

バグ管理サービスを利用すると、バグを修正するにあたって発見者から引き出した情報や、調査して発見した情報をまとめて記録できるようになります。口頭でのやりとりもテキストとして記録しておけば、振り返りの際に役立つことでしょう。

また、その後似たケースのバグに対応する時の参照情報として活用もできるようになります。

バリバリ修正するばい!

サルのダイミョーくん