バグ管理のためのツール

入門編では基本的な考えや流れを説明したばい。
この実践編では、より具体的なバグ管理の進め方について、実際にバグ管理システムを使いながら説明していくばい。

サルのダイミョーくん

バグ管理でよく使用されるツールとして、以下のものがあります。

メールで管理する

少し強い言葉になってしまいますが、メールでのやり取りに終始している場合、バグを管理しているとは言えないでしょう。

その理由は、メールというシステムでは今どれくらいのバグがあるのか、どのバグが解決したのかを把握しておくことが困難であるためです。全体の状況を把握できない状態は、管理できているとは言えません。

スプレッドシートで管理する

スプレッドシートを使ってバグ管理されている方は多いのではないでしょうか。ひとまずバグを一覧化でき、バグに必要な情報を追記もできるため、気軽にバグを管理することができます。

その一方で、そのバグに対するやり取りの経緯を見やすく記録しておくには難があり、スクリーンショットなど補足の情報は別のツールを併用して行う必要が出てきます。管理するバグの規模がよほど小さい場合以外はあまりオススメできません。

バグ管理システムで管理する

バグ管理に特化したシステムを利用することで、様々な高度な管理を行うことができます。

多くのバグ管理システムはファイル管理機能を持っているため、スクリーンショットなど補足の情報を集約できます。バグに関するコミュニケーションも十分に行えるでしょう。

また、入門編でも書いたように、バグ管理は「プロジェクト管理」の一種と捉えることができます。より広い業務で利用できるようなプロジェクト管理システムを利用することもできるでしょう。