Backlogでスマートな営業管理＆ W杯観戦!? 福岡 #JBUG の様子をお届け！

by Nulab

2018年6月29日

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赤身肉を食べるのが大好きなヌーラバー、Meggyです。先日お伝えした、BacklogのユーザーグループJBUG (Japan Backlog User Group)のオフラインイベント全国行脚！前半のイベントは今回がラスト。6/19(火)に行われた福岡でのオフラインイベントをレポートします。

JBUGのオフラインイベントを福岡で行うのは5回目。今回は、「売上アップ！営業のお供にBacklog」がテーマ。ディベロッパーに使われるイメージの多いBacklogなので(実際はバックオフィスや営業チームの利用事例も多いですが)、「営業」系をテーマにするのは全国のJBUGイベントで初めてでした。

今回は、株式会社オルターブース代表取締役の小島さんをメインスピーカーとし、参加者での意見交換なども行われましたよ。

Backlogで出来る！ロジカルセールス

小島さんのセッションが始まりました。個人的な話ですが、私も元バリバリの法人営業出身。大手のCRM(Customer Relationship Management：顧客関係管理ツール)を導入していたものの、その整備にものすごくリソースを割く必要があったり、営業チームにありがちな「属人的な運用」から抜け出せなかったり…ということは身に覚えがありました。

今回の小島さんのテーマは、「営業管理ツール」として、普段プロジェクト管理に使っているBacklogを使うという試み。色々な役割を前提とせず、「顧客管理」「案件管理」「提案プロセス管理」の3つだけを行うとのこと。

具体的なBacklogの使い方としては下記。

1.リードがあったタイミングで親課題立てる
2.案件概要を子課題で立てる
3.提案完了したら子課題を完了させる
4.親課題は処理済みにしておく(課題は完了に刺せない(閉じない))

小島さん曰く「Backlogで現在できていないことのひとつが”クロス集計”。例えば現在提案している金額の総額は集計できない。そのための施策として、KintoneとSlackと連携させている」ということでしたが、プレミアムプランから利用できる「カスタム属性」機能を使えばできることが判明！

この日はちょうど、Backlogプロダクトオーナーの縣も参加していたので、「カスタム属性」のデモなんかも行いました。

※カスタム属性とは、上の図のように、課題に対して独自に定義できるデータのことです。課題の登録時、編集時にデータを入力することができ、また登録されたカスタム属性を検索条件に指定して、プロジェクト内の課題を検索することが出来ます。

小島さん率いる株式会社オルターブースさんには、以前のJBUG#4の際にご登壇いただいた松本さんが所属しています。その際も、「ノンコーディングでお手軽業務改善！Backlog　×　Azure Logic Apps」というタイトルでBacklogを用いた業務ハック術をシェアしてくださっていました。

一方で、参加者の方からの「Backlogを営業管理で使いたいけれど、メンバーに浸透しない」というご相談が上がったときには、「短期スパンのタスクなら、付箋での管理がおすすめ」と話されていたのも印象的でした。

豪雨 & ワールドカップ…！

この日、実は警報が出るほどの【豪雨】+ワールドカップロシア大会の日本初戦(日本対コロンビア)だったという状況が重なり、これまでに類を見ない参加率の低さでした。(つら…)

しかし、普段のJBUGイベントではなかなか聞けないような個別事象の相談や質問が出るなど、とても濃い内容になったと思います。そして、そのまま参加者の有志が残り、ワールドカップをスクリーン+スピーカーで観戦！すでにみなさんご存知の通り、コロンビアを破る素晴らしい試合となりましたね。こんなイレギュラーなJBUGイベントもたまにはアリ！？