ヌーラバーのMIHOです!2017年9月29日にBacklog ユーザーグループ「 JBUG (ジェイバグ:Japan Backlog User Group) 」の第2回目のミートアップが東京で開催!「 JBUG Tokyo #2 -俺みたいになるな!Backlogのアンチパターン-」というテーマで各人各様のしくじり談が共有されました。
当日の空気を感じたい!そんなあなたはtogetterをチェック
今回も、JBUG運営の中核を担っているBacklogユーザーの ジョージさん が、すでにtogetterのまとめを作成してくださっています。「レポートブログよりもTwitterのまとめを見たい!」そんなあなたはぜひチェックしてくださいね。
今回のテーマ「-俺みたいになるな!Backlogのアンチパターン-」は、Backlogラバーの方のあるツイートがきっかけで設定されました。詳しい経緯と先行開催の福岡でのミートアップの模様は「俺みたいになるな!「Backlogのしくじり談」から学び合うミートアップの様子をレポート! #JBUG @福岡」でご覧ください!
今回会場提供をしてくださったのは TAM COWORKING TOKYO さん。朝原さん、素敵なオフィスを貸していただき誠にありがとうございました!
Backlogを立ち上げる前に失敗している?コミュニケーションレイヤー細分化の悲哀
最初に登壇したのは株式会社テンタスの小泉 智洋さん!テンタスは、デジタルマーケティング支援を軸に、国内外の様々な企業のキャンペーンサイトの制作・調査・リニューアル等を手がけています。今回は「代理店案件」「ビッグプロジェクト案件」「グローバル案件」の3本柱で、実際に体験したしくじりを赤裸々に語ってくださいました。
クライアント、代理店、制作会社、開発会社、外部ベンダーなど、コミュニケーションレイヤーが細分化された状態でBacklogを立ち上げると、1つのプロジェクトに対して複数のBacklogスペースやその他の管理ツールが必要になってしまいます。コミュニケーションのコストが莫大になり、まるで迷宮のようなプロジェクトはサイト制作のディレクションをされた方は一度は体験したことがあるのではないでしょうか?
コミュニケーションレイヤーの細分化を防ぐためのポイントとして「たくさんある情報のうち『何を見せないか』を適切に判断すること」の重要性を説いて発表を締めくくりました。詳しくはこちらからご覧くださいね!
家庭内ライフイベント管理の導入例とアンチパターン
続いて登壇したのは、以前ヌーラボブログで取材した平愛美さんの夫でもある、平 初さん!家庭内ライフイベントでのBacklogの活用事例を紹介しつつ、Backlogに向いていなかった管理対象をお話しいただきました。
「冷蔵庫マネジメントからの脱却!」というなんともキャッチーなセリフから始まった平さんの発表。Backlogを家庭に導入する前は、家事や育児に関する夫婦間のタスクは紙に書き下して、冷蔵庫に貼って共有していたそうです。現在はBacklogにすべての家事を集約させているという平さん。「System of Record(夫婦間の依頼を記録)」と「System of Engagement(絆のためのシステム)」のふたつの考え方でBacklogを保育園活動や引越しの進捗管理、白物家電の調達に活用しているそうです。
一見すると順風漫歩に見えるBacklogの家庭内タスク管理。しかし「アンチパターンはある」と平さん。子供のお迎え変更などの急ぎの要件や毎日の買い物リスト、引越し時の写真の保存には向いていなかったと実際の経験をもとに語り、代替ツールについてご紹介いただきました。詳しくはこちらをご覧ください!
俺の上司のBacklog使いはヒドイ
締めを飾ったのは、株式会社mgnの福島 隆浩さん!上司のめがねさん(大串肇さん)のBacklog利用例を参考に作業担当者の視点から「こうしたアンチパターンが来たら心を落ち着かせてこう対応しよう!」といったソリューションを提案してくださいました。
Q:もし、あなたの上司であるプロジェクトマネージャー(PM)がすでに終わった課題をいつまでたっても完了しないときはどうしれば良いのでしょうか?
A:PMに任せっきりにしないで、周囲のディレクター、作業担当者が優しくフォローしてあげること。(やんわりと指摘するようなコミュニケーションが大切☝️)
Q:上司も作業担当者も気持ちよく課題を管理して完了させるにはどうすれば良いのでしょうか?
A:課題の詳細欄に必ず「課題の意図・目的・概要」を明記して、上司は作業担当者に「何を・いつまでに・どうして欲しいのか」を明確に伝えましょう。
プロジェクトマネージャーやディレクター、または作業担当者の方で、課題管理にお悩みの方はぜひこちらをご覧ください!Gitの使い方なども言及していますよ!
発表後のQ&Aセッションでは、参加者から様々な質問や「私だったらこうする」といった意見が語られ、大変盛り上がりました!また懇親会ではJBUGの運営を希望する方も見られ、今後JBUGがBacklogラバーのみなさんの手によって燃え上がって(良い意味で)いく兆しを感じました。
事前応募の50名に対して、当日の参加率もありがたいことに45名。たくさんの方に参加していただき運営メンバー一同大変嬉しく思います。来場者の方のコメントはTogetterのまとめをご覧くださいね。
JBUG のFacebookページができました!
さて、何度かのオフラインミートアップイベントを経て、いよいよJBUGも本格始動。Facebookページに最新情報を載せるので「いいね!」をして見逃さないようにしてくださいね。また、運営やスピーカーとしての登壇にご興味がある方や、「この地域でも開催してよ!」といったご要望がある方は、Facebookページからどんどんお寄せください♬
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