プロジェクトマネジメントの祭典「Backlog World 2025」開催レポート

Backlog World 2025 開催レポート

Backlogユーザーの皆さま、こんにちは!
コミュニティマーケティングマネージャーのマコリーヌこと、藤本 眞子(ふじもと まこ)です。

2025年11月29日(土)、「プロジェクトマネジメントに関わる全ての方のための祭典」である「Backlog World 2025」がパシフィコ横浜ノースにて開催されました。多くの皆さまにご来場いただき、熱気あふれる学びと交流の一日を過ごされましたことを、心より御礼申し上げます。

本記事では、開催概要に加えて、当日の会場の様子を中心にレポートいたします。

2025年11月29日(土)、パシフィコ横浜にて開催

今回の会場は、昨年に引き続きパシフィコ横浜をお借りしました。

今年のテーマは、『AMP & LEAP』。

  • AMP(Amplify): 知識や繋がりを増幅させる
  • LEAP: 業務やプロジェクトを大きく飛躍させる

このテーマのもと、全国からお集まりいただいたBacklogユーザーをはじめとする多くのプロジェクトマネジメント実践者や関心を持つ方々が、熱気あふれる学びと交流の一日を過ごされました。

熱気あふれるセッションのダイジェスト

Aホール・Bホールの両会場では、プロジェクトマネジメントの最前線で活躍する実践者が登壇し、チームの現場に沿った具体的な知見を語りました。特に「生成AI時代」におけるチームのあり方や、ドキュメント・情報の残し方に関するセッションに注目が集まりました。

Aホール セッション紹介(抜粋)

  • 基調講演:生成AI時代のチーム設計 ― 役割と協働の再構築(株式会社アトラクタ 吉羽 龍太郎氏)
  • 招待講演:事業部のプロジェクト進行と開発チームの改善の “時間軸” のすり合わせ(株式会社Kyash こにふぁー氏)
  • 招待講演:翻訳・対話・越境で強いチームワークを作ろう!(株式会社LayerX 新多 真琴(あらたま)氏)
  • 招待講演:正確なタスクを積み上げてプロジェクトを成功させる – 生成AI 時代にも通じる基本中の基本(パラダイスウェア株式会社 橋本 将功氏)

Bホール セッション紹介(抜粋)

  • ワークショップ:課題って、どう切ってる? — みんなで考える“課題の切り方”ワークショップ
  • 公募セッション:生成AIでBacklogの活動履歴を宝の山に変える方法(株式会社デジタルキューブ 岡本 秀高氏)
  • ヌーラボ推薦枠:管理者に向けた1クリックBacklog 〜ドキュメント機能を用いたBacklog文化の浸透〜(北海道ガス株式会社 峠 幸寛氏)
  • ヌーラボ推薦枠:「AIに任せたいなら、まずBacklogに書こう!」— 情報を残す文化がチームを強くする —(株式会社ヌーラボ 河野 千里)

スポンサーブースと参加者交流

スポンサーブースの盛況

プラチナ、ゴールド、シルバーの各スポンサー様による展示ブースは、終日多くの参加者で賑わいました。Backlog連携サービスやプロジェクトマネジメントを支援するソリューションについて、担当者から直接説明を受けられる貴重な機会となり、具体的な導入検討に繋げられたという声も多く寄せられています。

ご協賛いただいた企業の皆さまに、心より御礼申し上げます。

Backlog World 2025 スポンサーブースの皆さまブース出展いただいた企業様(抜粋)

Good Project Award & JBUG表彰式

午後の時間帯には、2つの表彰式が執り行われました。

Good Project Award 2025

「Good Project Award 2025」は、Backlogをはじめとするヌーラボのサービスを活用し、最も素晴らしいプロジェクトを表彰するものです。

エントリーいただいたプロジェクトの中から優秀賞3組が選出され、パシフィコ横浜にて、最優秀賞を決定するピッチイベントが実施されました。

ピッチイベントでは、プロジェクト成功の裏側にある工夫やチームワークについて熱く語られ、今後のチーム運営やプロジェクト推進のヒントとして、多くの参加者に学びを与えました。

JBUG表彰式

全国各地で活動するBacklogユーザーコミュニティ「JBUG」の活動を称える「JBUG表彰式」が行われました。

今年は、コミュニティ活動への貢献度に応じて以下の5つの賞が用意され、それぞれ受賞者が表彰されました。

  • The Best JBUGer of the Year:年間を通じて最もコミュニティに貢献したJBUGer。登壇・運営・情報発信など、幅広い活動を総合的に評価。
  • Output賞:年間を通して、情報発信やナレッジ共有など、具体的なアウトプットを通じてコミュニティの価値を外に発信したJBUGer。
  • Collaboration賞:年間を通して、他メンバーやチームとの協働・支援・コラボレーションを通じ、コミュニティ全体の活動や学びを促進したJBUGer。
  • Newcomer賞:今年度、初めて JBUG に参加し、登壇や運営など、コミュニティ活動に積極的に取り組まれた方。
  • 特別賞:年間を通じてチームでの協力体制を築き、コミュニティ成長に尽力され、JBUG の発展に大きく寄与された個人やチームに贈呈。

Backlog World 2025 JBUG Award 2025JBUG Award 2025の受賞者

次の「チームの飛躍」を実現するために

Backlog World 2025のテーマであった「AMP(増幅)」は、単に知識を増やすだけでなく、チームの力を最大限に引き出す「チームワークマネジメント」の実践へと繋がります。

プロジェクトマネジメントは、タスクやスケジュールを管理し、個々のプロジェクトを成功に導くための手法です。そして、その成功体験やノウハウを組織全体で共有し、チームの連携や文化として昇華させたものが、私たちヌーラボが提唱する「チームワークマネジメント」です。

チームワークマネジメントとは、異なる職種や部門のメンバーで形成されたチームが、助け合いながら、共通の目的に向かって自律的に動けるチームを設計・運営するための概念です。

Backlogは、このチームワークマネジメントを実践するためのプラットフォームです。知識や議論を記録し、チームの知恵をストックすることで、「協業・コラボレーション」や「生産性向上」、そして「より良い働き方」を実現する自律的なチームの「土台」を築きます。

今回のイベントで増幅させた「AMP」を力に変え、皆さまのチームが来年さらに「LEAP(飛躍)」することを心より応援しています!また次の機会に、皆さまとお会いできることを楽しみにしております。

最後までお読みいただきありがとうございました!

Backlog World 2025 集合写真

当日のダイジェスト動画はこちら!

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