BacklogWorld 2021 が開催され、多くの人にとって一歩踏み出す機会になりました。 #BacklogWorld by #JBUG

世界中のBacklogユーザーのみなさま、こんにちは! コミュニティマネージャーのTanny(タニー)こと、谷山鐘喜(たにやましょうき)です!

2021年3月13日(土)にYouTubeで生配信したBacklog World 2021は多くの反響があり大成功となりました。今回のカンファレンスのテーマを「旅 〜journey〜」としましたが、頂く反響の内容を見ると運営委員長の中道さんが考える「各々の旅」にいざなう事ができたのではないでしょうか。

併せて以下の数字を見ると今回のカンファレンスに対する反響度合いがより伝わると思います。

  • 配信時間 6時間8分50秒
  • 参加登録 547名
  • 同時視聴 298名
  • 動画視聴 1,870回(開催後1週間)
  • ツイート  約3,080ツイート
  • ブログ枠 14名

配信した本編の内容や資料はアーカイブされていますので、今回のブログはコミュニティマネージャーとしての所感を述べたいと思います。

開催前

Backlog World 2020が終わり、暫くするとBacklog World 2021の開催を考える会議が何度か行われました。以前公開した別のブログでも述べたのですが運営委員長がすんなりと決まったわけではありません。

会議の中ではなかなか話が進まず空気が重くなる事もありました。そこで口火を切ったのがJBUG広島リーダーの中道さんです。「僕がやりましょうか?」と一言。

そのまま副委員長がJBUG大阪リーダー駒田さんに決まり、それからはせきを切った様に各々から開催に向けたアイデアが出ました。

Backlog World 2021の開催が決まった瞬間Backlog World 2021の開催が決まった瞬間

後から「なぜあの時に手をあげたのですか?」と中道さんに訊くと、「先人達が築きあげてきたJBUGの文化をこのまま終わらせる訳にはいかないから」という事でした。かっこいいですね。

2020年11月30日にキックオフを開催してから定例会議だけで15回行われました。定例以外にも各チームのミーティングや広報用のライブ配信などもあり、開催直前はリハーサルも含め2,3日に1回は顔を合わせるという状況でした。

毎回とっていた定例の議事録もA4で67ページを超えました。会議の回数や議事録のページ数は本質的ではないですが、振り返ると積み重ねてきた実感が湧くものです。

様々な企画を進めて行く中で自分達が楽しいと思える事に対して素直にアイデアを出す皆さんはとても輝いていたように思います。
例えそのアイデアの実現可能性が低くても同じ目標に向けてワクワクできた事にはそれだけで価値があったのではないでしょうか。

また、最初は遠慮がちだったメンバー間のコミュニケーションも会議を重ねる事で次第に突っ込んだ話をするようになっていました。

それだけではなく生じたタスクも各々が積極的に手をあげ主体的に進めていく姿を見て僕は感動していました。

明らかに皆さんに熱が帯びていき、且つその熱が次第に高まっていっているのは間違いありませんでした。

前述した通り本番が近くなるにつれ頻繁に顔を合わせるメンバーからは緊張感が伝わってきました。連日の打ち合わせやリハーサルからくる疲れもあったかもしれません。

そしていよいよ本番です。

配信が始まると

配信が始めるカウントダウンの時には例年通り空気がピンっと張り詰めました。
運営委員長である中道さんの開会宣言を終え、各セッションが始まりました。

中道さん開会宣言開会宣言をする中道さん

セッションは株式会社キャスター石倉さんから始まり、あまねキャリア工房沢渡さんで終わりましたが、登壇者の皆さんがそれぞれの経験に基づいてプロジェクトの進め方やマネジメントについてお話されていたのでとても説得力があり関心深い内容だったと思います。

他にも「Backlog × Redmineツール対談」、「全国JBUG支部企画」やヌーラボがコミュニティであるJBUGからお時間を頂いて開催した「Good Project Award 2021」など、様々な企画が目白押しでTwitterやブログでも多くの反響が確認できました。

それぞれの内容について実際に文字で説明させて頂くよりも観て頂いた方が早いと思い、下記にチャプターリストをご用意しました。ぜひご視聴ください。

最後に

JBUGという最高のコミュニティを側で見てきたものとして、まずはBacklog World 2021が無事に終わり、安心しました。
感じ方は人ぞれぞれだと思いますが、僕は正直な所開催後の虚無感は否めなく、少しの間バーンアウト状態だったかと思います。

会自体は大成功しましたし、かけがえのない経験をさせて頂き本当にJBUGのメンバーは凄いなぁと思いました。
開催前は頻繁に、少なくとも週一の定例では会っていたのでこれからそれが無くなるのかと思うと単純に寂しい気持ちもあります。

オンライン開催は享受できるメリットが多いですが、僕自身オフライン開催を経験してみたいものです。
メンバーやご登壇頂いた人達に直接会いたいと素直に思いました。

いつの日か居酒屋の大きな座敷でたくさんの人達が集まってワイワイ楽しく呑める日がやってくる事を心より願っています。
JBUGの運営メンバーをはじめ、ご登壇頂いた皆さんとご視聴頂いた皆さん本当にありがとうございました!

最後に、運営委員長の中道さん、副委員長の駒田さん始め、運営メンバーの皆さん大変お疲れ様でした!!本当に、本当にありがとうございました。

以上、これからも続く長き旅に向けJBUGメンバーと一緒に一歩踏み出したお話でした。

打ち上げの様子打ち上げの様子

Special Thanks

天神放送局様

全面的に配信にご協力頂いた天神放送局の新藤さん松井さん本当にありがとうございました。

参考資料につきまして

JBUGについて

JBUG(ジェイバグ:Japan Backlog User Group)は、Backlogユーザーによるコミュニティです。現在はオフラインやオンラインでのイベント開催をメインに、Backlogの話だけに止まらず、プロジェクトマネジメント全般やチームコミュニケーション、働き方などについても意見交換を図っています

プロジェクトマネジメントは、全ての業種/職種において必須のスキルである一方、そのノウハウが学べる場はあまり多くありません。Backlogは国内最大級のプロジェクトマネジメントツールであり、すでに100万人を超えるユーザーがいることから、「プロジェクトマネジメント」「仕事のうまい進め方」に関する知識やテクニック、ノウハウを学び合うことをねらいとして、Backlogユーザーによって、JBUGが発足されました。

実体験から学んだ知見やノウハウのシェアを通し、より「働くを楽しくする」を実現したいと思っています。

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