こんにちは、Backlog開発チームです。
いつもBacklogをご利用いただき、ありがとうございます。
これまでベータ版としてアップデートを重ねてきたドキュメント機能を、2025年12月1日に正式にリリースいたしました。これに伴い、Wikiのデータをワンクリックでドキュメントへ移行できる「ドキュメント移行機能」の提供も開始しました。
目次
ドキュメント機能正式リリースについて
ドキュメント機能は、2024年9月のベータ版リリース以来、簡単かつ直感的な文書作成をめざして改良を続けてきました。チームでのコラボレーションを促進するリアルタイム同時編集にも対応し、多くのユーザーの皆さまにご活用いただいています。
一方で、既存のWiki機能を長くご利用いただいているユーザー様も多く、「簡単にはドキュメントに移行できない」「Wikiからデータを転記する負担が大きい」「ベータ版のまま提供終了してしまわないか」といった不安の声もいただきました。
そこで今回、プロジェクト・チームのナレッジを安心してドキュメントへ集約いただけるよう、Wikiからのデータ移行が可能な「ドキュメント移行機能」を提供いたします。
そして、この機能提供をもって、 ドキュメントを正式版としてリリースいたします。
Wikiからの「ドキュメント移行機能」提供について
2025年12月1日より順次、Wiki画面より「ドキュメント移行機能」をご利用いただけるようになります
プロジェクト内のすべてのWikiのページを、ワンクリックでドキュメントへ移行できる機能です。
Backlog記法、Markdown記法どちらの記法で作成されたページでも、リッチテキスト形式のドキュメントとして移行されるため、ナレッジや情報資産を簡単に移し替えることが可能です。
移行が完了したページは、ドキュメント内の「Wiki移行データ」フォルダにまとめて保存されます。
【注意事項】
「ドキュメント移行機能」による移行を行うと、そのプロジェクトでは、Wikiの新規追加・編集ができなくなります。
詳細はWikiからドキュメントへの移行をご確認ください。
リリース開始日
2025年12月1日より順次、「ドキュメント移行機能」を提供開始しております。
2026年1月中には、すべての組織でご利用いただけるようになる予定です。
リリース後の予定
ドキュメントへの追加・削除APIを公開予定です
すべてのスペースへ「ドキュメント移行機能」提供完了後、ドキュメントへの追加・削除APIを公開予定です。
既存システムとWikiを連携されているユーザー様は、このAPIをご利用いただくことで、ドキュメントへの連携が可能です。
将来的にWiki機能を廃止予定です
ヌーラボでは、ユーザーの皆さまにとってドキュメント機能がより使いやすいものとなるよう、今後も機能アップデートに注力してまいります。その取り組みの一環として、将来的にWiki機能を廃止する予定です。
Wiki機能の廃止に関する詳しいスケジュールは、あらためてご案内いたします。
既存システムとWikiをAPI連携されているユーザー様へ
「ドキュメント移行機能」による移行を行うと、そのプロジェクトでは、Wikiの新規追加・編集ができなくなります。
そのため、「ドキュメント移行機能」を利用する前に、以下の順番でAPI連携を切り替えていただくことを推奨します。
- ドキュメントの追加・削除APIが公開されるのを待つ
- WikiとのAPI連携を、ドキュメントへの追加・削除API連携に切り替える
- 「ドキュメント移行機能」を利用する
おわりに
今後も、ドキュメント機能のアップデートやWiki機能の廃止に関する情報を随時ご案内いたします。
使いやすさの向上に取り組んでまいりますので、ぜひドキュメント機能をご活用いただき、チームのコラボレーションにお役立てください。
ご利用いただく中でお気づきの点がありましたら、ぜひお問い合わせください。