こんにちは、Backlog開発チームです。
いつもBacklogをご利用いただき、ありがとうございます。
この度、Backlogのドキュメント機能をアップデートし、プロジェクト管理の効率化とチームワークマネジメントに役立つ新しい機能を追加しました。今回は、リリース内容をまとめてご紹介します。
目次
ドキュメントに追加された新機能
「@コマンド」が使用可能になりました
ドキュメント本文で半角の「@」を入力すると、日付、ユーザー、課題、ドキュメント、共有ファイルなどをダイアログから簡単に挿入できるようになりました。この機能により、ドキュメント内の情報整理が容易になります。
さらに、「@コマンド」のダイアログ下部にある「プロジェクトをまたぐ」設定を有効にすると、別のプロジェクトの情報も挿入できるようになります。
ドキュメントから課題の作成が可能になりました
ドキュメント上で選択したテキストをタイトルにした課題を作成できるようになりました。
たとえば、ドキュメントで議事録を作成し、議事録内で選択したテキストから課題を作成できます。
ドキュメント上で簡単に課題を作成できるため、重要な情報をタスク化して管理するのに役立ちます。
添付機能が強化されました
これまでは画像のみドキュメントに添付が可能でしたが、画像以外のファイルも添付できるようになりました。
この機能の強化により、資料や仕様書などをドキュメント内で簡単に共有できます。プロジェクト関連のすべての資料を一元管理できるため、チームでの情報共有がより便利になり、作業効率の向上につながります。
動画の埋め込みが可能になりました
動画コンテンツの埋め込みに対応しました。
関連動画をドキュメント内に直接表示できるため、視覚的に情報共有することが可能になり、これまで以上に多彩な形式で情報を活用できます。
Mermaid記法がサポートされました
コードブロック内でMermaid記法がサポートされ、図の埋め込みが可能になりました。Mermaidは、テキストからフローチャートやシーケンス図などを作成できるツールです。図を活用することで、ドキュメント内で情報共有がより効率的になります。
使用するには、コードブロックを挿入して言語に「mermaid」を選択するか、スラッシュコマンドから「コードブロック – マーメイド」を選択してください。コードブロック内のテキストはリアルタイムでプレビューされ、その場で図を確認しながら作成できます。
本文の表示にまつわる設定が追加されました
本文の横幅を拡大する機能
本文の最大幅をブラウザのウィンドウサイズに応じて調整できる設定を追加しました。
従来は文章の読みやすさを考慮し、固定の最大幅を設けていましたが、テーブルや図、コードなど横幅を必要とするコンテンツでは「幅が狭くて見にくい」という声を多くいただいていました。
この新しい設定により、コンテンツに合わせて見やすい横幅にドキュメントの画面を調節できます。
目次を表示する機能
目次の表示・非表示を設定できるようになりました。
ドキュメントでは自動的に目次が表示されますが、シンプルなビューで本文に集中したい場合には目次を非表示にできます。
さらに、本文の横幅を拡大する機能やツリーの折りたたみ機能と組み合わせることで、本文の幅を最大まで広げてご利用いただけます。
おわりに
今回のアップデートにより、Backlogのドキュメント機能は、より強力なプロジェクト管理ツールとして進化しました。
これからも、Backlogを利用しているチームの作業効率が向上し、より効果的にプロジェクトを進めていけるよう機能強化を行ってまいります。
それでは、今日も楽しいBacklogライフを!