Backlog リリース:プロジェクトの基本データを別のスペースに移行できるツールをご用意しました

※2018年7月6日に加筆修正を行いました。

いつも Backlog をご利用いただきありがとうございます。この度、課題やWikiなどプロジェクトの基本的なデータを別のスペースに移行できるツールを正式リリースいたしました。一部のユーザーの方には既にお知らせしていましたが、ご利用の手順や必須要件など、ツールの詳細を正式にお届けします。

プロジェクトの基本データを別のスペースに移行する

課題や Wiki など、基本的なデータを別のスペースに移行することができるツールを無償でご提供しています。同一スペースでプロジェクトを分けたい時にもご利用いただけます。

ただし、共有ファイル、Subversion、Git、プルリクエスト、プロジェクト設定などはこのツールでは移行できません。

活用ケースのご紹介

ツールのご活用シーンをイメージしていただくため、例として2つのケースをご紹介します。

①スペースを別に契約して、協力会社に移管したいとき

たとえば、新たに協力会社のスペースを契約して、既に取得しているスペースの中で進めていたプロジェクトをそちらに移管したいときに、プロジェクトを丸ごと移行できます。

②別の会社が既にスペースを持っているので、そちらに引き継ぎたいとき

①のケースに似ていますが、協力会社が既に保有しているスペースに、プロジェクトをお引っ越しさせることも可能です。

実際、このツールは「複数の会社が関わるプロジェクトのフェーズの変化に伴い、本来なら別のスペースで管理すべきプロジェクトをそのままにしてしまっている」というユーザーの声から生まれました。同じような悩みを抱えていた方、お待たせしました!

利用の必須要件

流れとしましては、Java の実行可能な環境より jar ファイルをコマンドラインからコマンドを実行していただく作業となります。よって移行ツールをご利用いただくには、コマンドラインからコマンドを実行できる方が必要となります。以下の必須要件をご確認ください。

  • Java 8 実行環境
  • Java の実行可能 jar ファイルを実行できる
  • コマンドラインで簡単なコマンドを実行できる
  • 移行先のスペースの管理者である
  • 移行元のスペースの管理者である、もしくは移行元プロジェクトのプロジェクト管理者である

利用の任意要件

  •  Backlog API の課題一覧の取得のクエリパラメータを作ることができる(移行する課題を絞り込みたいときのみ必要)

取得方法

ツールをご希望の場合はお問い合わせフォームよりお問い合わせください。その際、移行ツールをご利用になりたい目的についても、併せてお教えください。

こちらのダウンロードサイトから最新のマニュアルとツールを取得いただき、ご利用ください。

 

注意点

  • 所有者が異なる別スペースへ移行される場合は、データの持ち出しについて、スペースの所有者様と事前にご協議の上お願いします。
  • 別スペースへの移行で、移行元のスペースが上位の場合、ユーザ数・添付ファイルの数やファイルサイズに制約があり、移行できない場合があります。

今回のリリース内容は以上です。フィードバックや新しいご要望がありましたら、Backlog 要望・問題の報告 フォーラムよりお待ちしています。

今日も楽しい Backlog ライフを!

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