海外カンファレンス行ったときに参加者と全然話せなくて英語喋れたらなと思ったけど、そもそも日本語でもあまり話せなかった(;ω;)中村です。
突然ですが、アジャイルなチームになるためのアイデア集「101 ideas for agile teams」を知っていますか?
本記事では、2ヶ月間1日1つずつ「101 ideas for agile teams」から、チームワークに活かせると感じたアイデアを日本語でまとめた結果、僕が学んだことをご紹介します。
101 ideas for agile teamsとは
2016年からMediumに投稿されている記事に『101 ideas for agile teams – a collection of ideas on how to improve team work in an agile team –』という英語の連載があります。ざっくり訳すと、アジャイルチームにおいてチームワークを改善するためのアイデア集です。
ぱらぱら眺めてよさそうだなと思ったのですが、英語だとどうしてもすんなり頭に入ってきません。
そこで、英語の勉強と新しいアイデアに触れる習慣を兼ねて、1日1つずつ概要をまとめてTwitterに投稿していこうと思ったのでした。
ちょうど1年前の2017年10月上旬から12月中旬ぐらいまでで、101はなかったものの70から80ぐらいはまとめてる計算ですね。
- Twitterハッシュタグ:#101ideasforagileteams – Twitter
印象に残った2つのアイデア
僕が101 ideas for agile teamsを読んでいて、アジャイルチームにおけるチームワーク改善に役立ちそうな言葉を2つ抜粋します。
■ 対話でのコミュニケーションをツールで置き換えてはいけない
一番印象に残ったアイデア・言葉は、チームでコミュニケーションツールを使う際の注意点について言及した言葉でした。
https://t.co/lT0J1ZCHdp コミュニケーションのサポートにツールを使うのであって、対面でのコミュニケーションをツールで置き換えようとしてはいけない。電子ツールはストレージとして使う #101ideasforagileteams
— ikikko (@ikikko) October 10, 2017
アジャイルマニフェストの以下の原則も一緒に思い出しました。
情報を伝えるもっとも効率的で効果的な方法はフェイス・トゥ・フェイスで話をすることです。
アジャイル宣言の背後にある原則 – http://agilemanifesto.org/iso/ja/principles.html
なお、原文での「Risks」で述べられている通り、フェイス・トゥ・フェイスだけで完結する、ということでもありません。
チームでの話し合いは、早すぎて流れたり、忘れ去られる恐れがあったりするので、いわゆるBacklogを始めとした、情報をストックするのに役立つプロジェクト管理ツールで、適切に管理することをおすすめしています。
■ ミーティングする日を固めよう。その日以外は開発に集中しよう
以下の投稿はミーティングに追われてる人へのアイデアです。他の投稿よりもLikeが多かったので、同じような悩みを抱えている人が多いのかなと思いました。
https://t.co/kHaU5sehEI ミーティングが多くて開発に集中できない場合、ミーティングする日を固めてその日以外を開発に集中できるようにしてみよう。ただし、アドホックなミーティングやディスカッションは、開発の一部とみなせるので、必要ならばいつでも行うように。 #101ideasforagileteams
— ikikko (@ikikko) November 14, 2017
特にこの言葉の「ただし、アドホックなミーティングやディスカッションは、開発の一部とみなせるので、必要ならばいつでも行うように」は日常的に意識しておきたいです。
やってみた感想
101 ideas for agile teamsの概要を1日1つずつ投稿する、という取り組みは、割と思いつきでやってみたのですが、思いの外よかったです。
「新しいアイデアに触れて、引き出しを増やしておく」という主目的もさることながら、以下の副次的な効果も良い感じでした。
- 英語への苦手意識が薄くなる。英語の勉強というほど大したものではないが、記事を見て140文字でまとめる練習は負担が少なく、ルーチン化しやすい。
- 勉強のとっかかりとなる。大体15分以内でできハードルもそこまで高くないので、気分が乗らないときでも最初に手を付けるタスクとしてちょうどいい。
また、自分だけでなくTwitterの投稿を見た知人からも、よかったよという声をいくつか聞きました。
自分でこのハッシュタグを見直してみても、英語で見るより日本語の方がやっぱりさらっと流し読みできるので、チラ見しておきたい人にもちょうど良いのだと思います。
この取り組みを紹介するにあたって、久しぶりにふりかえってみたら、改めて良さに気づいてモチベーションがあがってきました。
ちょうど、海外のBacklog.comのブログといういいネタがあるので、これから再開してみようかと思ってます。
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