入門編仕事での情報共有

博多生まれの「ダイミョー」ばい。
今日は一緒に Wiki ば勉強するばい。
Monkey

この文章を読んでいるみなさんは、おそらく仕事での情報共有をもっとうまく進めたい、または情報共有に課題があると感じている人でしょう。

日々の仕事を進めていくと、仕事に必要な情報は自然と増えていきます。会社や部署、チーム内でトップダウンで共有される情報もありますし、各人が仕事のなかで気づき、ボトムアップで共有される情報もあります。

一般的な組織の場合、すでに何らかの方法で情報共有をしているでしょう。しかし、例えば次のような課題はないでしょうか。

必要な情報が共有されていない

ケース1

この社内システムで備品を発注するためのいつもの手順を、Aさんだけが知っている。そのため、Aさんが不在のときは備品を発注できない。

ケース2

この社内システムを使う方法を、部署の中で自分しか理解していない。そのため、ときどき同僚から質問されて、そのたびに仕事が中断される。

必要な情報を見つけるのが難しい

ケース3

情報が Word ファイルに書かれていて、ファイルサーバ上で共有されている。しかし、必要な Word ファイルがファイルサーバ上のどこにあるか自分で見つけられず、何人かに場所を聞いて見つけている。

共有されている情報が古い

ケース4

事務手続きの方法が社内 Web サイトに書かれている。しかし、最近社内ルールが変わったため、そこに書かれていない書類も必要になる。そのため、事務で差し戻される人が多い。

仕事での情報共有の課題

情報共有に問題のある組織では、人とのやり取りが余分に発生します。その結果、仕事にかかる時間が長くなります。

組織内でうまく情報共有できれば、このような余分なやり取りを減らし、仕事を効率的に進めることができる はずです。しかし、具体的にどうやって情報共有すればいいのでしょうか? そのための強力な情報共有ツールの一つが Wiki です。