【Backlogグローバル事例】Codewave、顧客とのやり取りの透明性向上にBacklogを活用
Codewaveはインドに拠点を置くソフトウェアサービス企業です。2013年5月の創業以来、デザインとUXの考え方をソフトウェアソリューションに取り入れることをミッションに掲げてきました。しかし、コロナ禍でリモートワークへの移行が行われると同時に、プロジェクト管理の効率化がCodewaveの事業にとって非常に重要な課題になりました。
自律性、透明性、イノベーションを重んじるカルチャーを持つCodewaveの開発者、技術者、品質管理(QA)の複数チームが横断で使え、効率的にバグ修正をトラッキングし、コードを管理し、透明性を維持しながらワークフローを改善するために、手ごろな価格でスケーラブルなソリューションを探していました。
目次
適切なバグトラッキングツールを求めて
最適なソフトウェアツールを探す中で、既存のプラットフォームではいくつかの課題に直面していました。
まずはツールの安定的な運用です。同社では既存のツールを利用する中でいくつかの問題に直面し、頻繁にツールを移行したり乗り換えていました。これにより、安定したワークフローを確立することができず、生産性の向上が阻害されていたのです。また、以前使用していたバグトラッキングツールの高いコストも課題でした。さらに、コロナ禍のリモートワークにおける生産性確保とコラボレーションの維持も急務となりました。
これらの課題を解決する包括的なソリューションツールとして、Codewaveは以下の機能を求めていました。
求めていた機能:
- カスタマイズの柔軟性:自社の業務プロセスに合わせてツールをカスタマイズできる柔軟性が重要でした。変化する要件や業界基準への対応が求められました。
- 効率化向上のためのプロセスオートメーション:タスクの効率化と自動化により、作業量を削減し業務の精度を向上させる機能を重視しました。これにより生産性の向上やコスト削減、戦略的なリソース配分が期待されました。
- カンバン機能:透明性やコラボレーションの強化を目的として、視覚化された課題管理機能を探していました。カンバン機能があれば、彼らのワークフロー管理を最適化、優先課題の把握、プロジェクト進捗の可視化を実現できると考えました。
- 利用開始の容易さ:ユーザーフレンドリーで直感的に使用できるプロジェクト管理ツールが求められました。新しいメンバーのオンボーディングやトレーニングの負担を減らし、組織全体への導入がスムーズに行えるようなツールが望まれました。
3つのツールを比較検討、
リーズナブルな価格ですべての要件を満たすBacklogを選定
QAチームを中心に、3つの異なるツールが比較検討の対象になりました。熟慮の結果、Codewaveは、リーズナブルな価格ですべての要件を満たすBacklogを選択しました。Backlogの採用には、「私たちが今やっていることを顧客にリアルタイムに、透明性高く開示できるかどうか」という点も重要な判断基準であったとアビジット氏は述べています。
透明性の高さは、とくにリモートワーク環境下での対応をしていたCodewaveにとって非常に重要でした。「新型コロナウィルス流行前は、私たちの従業員のほとんどがオフィスで働いていたため、QA担当が開発者と協力するのは今よりもずっと簡単でした。リモートワークに移行した後、私たちは現在のツールが十分ではないことに気付きました。それが私たちがBacklogに乗り換えた主な理由の一つでした」とアビジット氏は説明します。
Backlogに乗り換え、効果的なコミュニケーションと迅速な課題対応を実現
Backlogが業務フローに組み込まれたことで、Codewaveは顧客にプロジェクトに関する詳細の進捗状況を提供できるようになり、効果的なコミュニケーションと迅速な課題対応を実現しました。
課題解決と業務改善:
- 柔軟性と適応性:Backlogの柔軟なインターフェースにより、Codewave独自の要件にぴったりの設定をすることが可能になりました。その結果、異なるツール間を行ったり来たりしていた業務切り替えの手間を削減しました。プロジェクト管理に必要なことのすべてをBacklogに統合することで、ワークフローの連続性と生産性を向上させました。
- 高いコストパフォーマンス:Codewaveが以前使用していた高価なツールと比較して、Backlogは手ごろな価格でした。予算内の価格設定であったことに加え、機能性も十分なBacklogは、費用対効果の高いソリューションでした。これにより、Codewaveはリソースの最適化を実現し、プロジェクト管理ツールが効果的であると同時に、成長を加速させる同社にとって、継続して使用できるものであることを実感しました。
- リモートワークで使いやすい:Backlogなら、チームメンバーはどの場所からでもプロジェクトデータにアクセスし、効果的にコミュニケーションを取れます。タスクの割り当て、進捗の把握、リアルタイムの更新などの機能により、リモートチーム間の調整と透明性が促進され、パンデミック中の物理的な距離によるコミュニケーションの壁を克服しました。
これらの具体的な課題に対応するだけでなく、BacklogはCodewaveの改善の機会にも応えました。
- 自動化機能: Backlogの自動化機能により、手作業で行っていた業務が減り、精度が向上しました。定型の作業を自動化することで、生産性を向上させ、リソースの割り当てを最適化。戦略的な取り組みやビジネスの成長促進に集中することができるようになっています。
- カンバン機能:Backlogのボード機能により、透明性とコラボレーションを強化し、ワークフローの最適化を実現する視覚的なプロジェクト管理を手に入れました。この機能により、タスクの優先順位を効果的に設定し、進捗をリアルタイムで追跡し、チームの調整を改善することが可能になりました。
- 簡単に導入できる:ユーザーフレンドリーなインターフェースと直感的なデザインにより、Codewaveの従業員は素早くBacklogに慣れ、組織全体への導入が可能になりました。チームメンバーは必要最小限のトレーニングで、シームレスにBacklogをワークフローに取り入れています。会社が進化し成長し続ける中で、長期的に利用可能なツールであると考えています。
同社のBacklogへの移行は、コストとスケーラビリティという当面の課題と要件に対処するだけでなく、効率性、透明性、革新性というCodewaveの長期的な目標にも合致していました。
「私たちは今150人ほどの組織ですが、Backlogの存在を心強く感じています。費用対効果も明らかで、製品の品質も素晴らしいです」とアビジット氏は強調します。
すべてのプロジェクトをBacklogでの管理に移行予定
ソフトウェア企業として、アビジット氏は開発者のために開発されたツールに満足感を示しています。
「私たちはソフトウェア開発会社ですので、もし適切なものが見つからなかったら、独自のツールを開発していたかもしれません。3年間活用する中で、Backlogは私たちが求めていたものを提供してくれましたし、それに満足しています。
同じものを新たに開発する必要はありません。使い続けていること自体、チームがBacklogがもたらすものに満足していることを表しています。」と締めくくりました。
今後、Codewaveは、会社的なプロジェクトを推進するプラットフォームとしてBacklogをさらに活用し、プロジェクト管理およびバグトラッキングツールとして利用する予定です。
※本記事は日本語Webサイト向けに編集したものです。英語版の記事はこちらからご覧いただけます。
Backlog Case Study | Codewave | Nulab
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nulab.com※掲載内容は取材当時のものです。