プロジェクト管理の土台

プロジェクト管理には様々な手法がありますが、やるべきことをタスクという単位で考え、そのタスクを管理しようとする点は、多くの手法で共通しています。

実践編では、この「タスク」の管理に焦点をあてて説明していきます。

タスクとは

まずは「タスク」がどのようなものなのかをはっきりさせる必要があります。 ここではタスクを仕事をするうえで必要な作業として考えます。 Web制作で例を挙げると、「ドメインの手配」「トップページデザイン作成」などがタスクにあたります。

タスクには作業内容以外に、好きな項目を設定することができます。 特に重要なのは「担当者」と「期限日」です。 担当者を設定することで、そのタスクの責任者が誰の目にも明らかになりますし、期限日を設定すればスケジュールが遅れているかどうかを判断することができます。

判断に困っているサル先生

Note

プロジェクトやチームの規模によっては「マイルストーン」や「開始日」、「対応状態」などの項目も設定することで、管理しやすくなるかもしれません。
マイルストーンについては実践編の マイルストーンで区切りをつけよう で詳細に解説しています。

ただし、項目を追加すると、その分タスクを作成する手順が煩雑になってしまうことに注意が必要です。
手順が複雑になることの心理的な影響を甘く見てはいけません。あまりにも多くの項目設定を必須にすると、タスク作成が面倒になり、結果としてタスク管理が破綻してしまうかもしれません。

タスクには本当に必要な項目だけを設定しましょう。

タスク管理はプロジェクト管理の土台ばい!

サルのダイミョー