チュートリアル2 リポジトリの共有 リモートリポジトリにプッシュする

「チュートリアル Gitの基本」で作成したローカルリポジトリ「tutorial」をプッシュしましょう。

お使いのパソコンの環境を選んでください。

Mac

SourceTreeを起動して、「tutorial」リポジトリを選択します。

リポジトリ操作画面のツールバー右端にある「設定」ボタンをクリックします。

次の画面が表示されるので「追加」ボタンをクリックします。

「リモートの名前」に「origin」、「URL/パス」に前のページで作成したリモートリポジトリのURLを入力して「OK」ボタンをクリックします。

認証を求められるので、Backlogのユーザ名(メールアドレス)とパスワードを入力します。

リモートの一覧に今登録した「origin」が追加されました。これで、Backlogのリポジトリにpushする準備が完了しました。

コンソールの場合、プッシュやプルは実行時にリモートリポジトリ名を省略すると、originという名前のリモートリポジトリを使用します。そのため、リモートリポジトリにはoriginという名前を付けるのが一般的です。

それでは、pushをしてみましょう。pushを実行するには、tutorialリポジトリ操作画面のツールバーの「プッシュ」ボタンをクリックします。

次のダイアログが表示されるので、「master」のチェックボックスを選択してから「OK」ボタンをクリックします。

プッシュが完了すると、コミットの説明にリモートリポジトリを表す「origin/master」が追加されました。

BacklogのGitのページを開いてください。最近の更新にプッシュの項目が追加されています。

リポジトリのファイル一覧には、pushしたリポジトリのファイルが追加されました。

Windows

「tutorial」ディレクトリを右クリックして、「プッシュ」をクリックしてください。

次の画面が表示されるので管理ボタンをクリックします。

次の画面が表示されるので、「リモート」に「origin」、「URL」に前のページで作成したリモートリポジトリのURLを入力して「Add New/Save」ボタンをクリックします。 リモートのリストに「origin」が追加されるので、「OK」ボタンをクリックします。

コンソールの場合、プッシュやプルは実行時にリモートリポジトリ名を省略すると、originという名前のリモートリポジトリを使用します。そのため、リモートリポジトリにはoriginという名前を付けるのが一般的です。

プッシュの画面のリモートの項目で先ほど追加したoriginを選択し、「OK」ボタンをクリックします。

ユーザ名の入力を求められるので、Backlogのユーザ名を入力します。

続いてパスワードの入力を求められるので、Backlogのパスワードを入力します。

次の画面が表示されるので、成功と表示されれば成功です。

BacklogのGitのページを開いてください。最近の更新にプッシュの項目が追加されています。

リポジトリのファイル一覧には、pushしたリポジトリのファイルが追加されました。

コンソール

リモートリポジトリにローカルリポジトリの履歴をpushしましょう

リモートリポジトリのアドレスは名前を付けて記録しておくことができます。記録しておくと、pushするときには毎回長いリモートリポジトリのアドレスを入力する必要がなくなります。
まずは「origin」という名前でリモートリポジトリを登録してからpushを行います。

リモートリポジトリを追加するには、remoteコマンドを使用します。<name>は登録名、<url>はリモートリポジトリのURLを指定します。

$ git remote add <name> <url>

次のコマンドを実行して、前のページで作成したリモートリポジトリのURLをoriginという名前で登録します。

$ git remote add origin
https://[your_space_id].backlog.jp/git/[your_project_key]/tutorial.git
プッシュやプルは実行時にリモートリポジトリ名を省略すると、originという名前のリモートリポジトリを使用します。そのため、リモートリポジトリにはoriginという名前を付けるのが一般的です。

リポジトリをプッシュするには、pushコマンドを使用します。<repository>はプッシュ先のアドレス、<refspec>はプッシュするブランチを指定します。ブランチについては発展編で詳しく説明します。

$ git push <repository> <refspec>...

次のコマンドを実行してリモートリポジトリoriginにコミットをpushします。実行オプションで-uを指定すると、次回以降はそのブランチ名の指定を省略できます。ただし、一番最初、空のリモートリポジトリにpushするときはリモートリポジトリ名やブランチ名を省略できません。

途中でユーザ名とパスワードを求められるので、Backlogのユーザ名(メールアドレス)とパスワードを入力してください。

$ git push -u origin master
Username: <メールアドレス>
Password: <パスワード>
Counting objects: 3, done.
Writing objects: 100% (3/3), 245 bytes, done.
Total 3 (delta 0), reused 0 (delta 0)
To https://nulab.backlog.jp/git/BLG/tutorial.git
* [new branch] master -> master

BacklogのGitのページを開いてください。最近の更新にプッシュの項目が追加されています。

リポジトリのファイル一覧には、pushしたリポジトリのファイルが追加されました。

Dreamweaver CC

Dreamweaver CCを起動して、メニューバーから「ウィンドウ」 > 「Git」を選択してください。
「リモートを作成」ボタンをクリックします。

「新しいリモートの名前」に「origin」、「新しいリモートのURL」に前のページで作成したリモートリポジトリのURLと、Backlogのユーザー名・パスワードを入力して「OK」ボタンをクリックします。

コンソールの場合、プッシュやプルは実行時にリモートリポジトリ名を省略すると、originという名前のリモートリポジトリを使用します。そのため、リモートリポジトリにはoriginという名前を付けるのが一般的です。

「Gitウインドウ」に戻ります。「Push」ボタンをクリックすると、「Git Pushウインドウ」が開きます。

「ユーザー名」「パスワード」を求められます。Backlogのユーザ名とパスワードを入力します。「OK」ボタンをクリックします。

プッシュが成功すると、「Git応答」画面にその詳細が表示されます。

BacklogのGitのページを開いてください。最近の更新にプッシュの項目が追加されています。

リポジトリのファイル一覧には、pushしたリポジトリのファイルが追加されました。

次はこのリモートリポジトリばクローンするばい!

サルのダイミョー