各メンバーがタスク登録する例

このルールは、タスクを登録する特定の誰かを決めず、メンバーそれぞれがタスクを登録し、同時に管理も行っていく方式です。全員が小さな管理者になるルールと捉えることもできるでしょう。

スピーディーな連携が可能

このルールでは、各メンバーが自由にタスクを登録し、適切なメンバーに割り振ります。メンバー間でスピーディーな連携を取れるようになるのが最大のメリットです。

また、各メンバーがプロジェクト管理者であるあなたの補助をしてくれることにもなります。ルールがうまく働けば、あなたの管理の労力を減らしつつ、スピーディーにプロジェクトを進められるようになるでしょう。

細かいタスクを拾いやすくなる

管理者も人間です。一人の目で全てのタスクを網羅することは難しいでしょう。このルールでは、各メンバーが必要性を感じた時点でタスクを登録するので、あなた一人の目では漏れてしまうような細かいタスクを拾える可能性が高くなります。

タスクの一貫性を保ちにくい

複数の人間がタスクを管理していくことになるので、タスクの大きさや切り分け方などにブレが生まれやすくなります。タスクをどのように作っていくか、メンバー間で認識を合わせることが重要になってきます。

メンバーのタスク管理の意識が重要になる

この方式は、他のメンバーにある程度の権限を与えるものです。タスク管理に非協力的な方や、つい面倒になってタスクの作成・更新を怠ってしまう方が、もしメンバーの中にいた場合、たとえ少数でもプロジェクト全体に大きな悪影響を与えます。

少人数のチームであれば、コミュニケーションを頻繁に取ることである程度は解決できるかもしれません。ただしメンバーが9、10人以上のような大きいチームでは、コミュニケーションにも限界があります。別のルールにすることをお勧めします。

みんながプチ管理者になる方式ばい!

サルのダイミョー