管理者がタスク登録する例
- ルールを設ける理由
入門編の「 1. タスクを作る 」で説明したように、タスクを作成する際にはいくつか注意しておいた方が良い点があります。タスクのルールを決めなかったために、これらの点に無頓着なタスクが作られていけば、プロジェクトから秩序が失われてしまうでしょう。
作業の邪魔にならない程度の、簡単なルールを決めておくことをお勧めします。
プロジェクト全体を見る管理者だけがタスクを登録し、他のメンバーに担当を割り振っていく方式は、最も分かりやすいルールです。
他のメンバーはタスクに集中できる
このルールでは「タスクを作り、振り分ける人」と「タスクに対応する人」がはっきり分かれます。タスクをこなしていくメンバーが、それぞれの役割に集中できるところが最大のメリットです。
一方で、他のメンバーは自分の担当以外のタスクに直接触れる機会が少なくなるため、担当範囲外の状況を掴みづらくなってしまうというデメリットもあります。
タスクに一貫性を持たせやすい
管理者がまとめてタスクの管理をすることになるので、大量のタスクに一貫性を持たせやすいのも大きなメリットです。
また、管理者自身がタスクを登録していくことで、プロジェクト全体の規模や進行状況など、現状を肌で感じることができます。
管理者に負荷が集中する
管理者がタスクを取り仕切るルールであるため、管理者であるあなたのパフォーマンスが落ちてしまうと、直接プロジェクト全体に影響が表れます。タスク管理以外の業務を他のメンバーにも担当してもらうなど、出来るだけ負荷のかからないような体制を作ることが重要です。
管理者がまとめてタスクを仕切る方式ばい!