ブランチ ブランチの運用

Gitでは、自由にブランチを作成することができます。しかし、ブランチを効果的に利用するには、あらかじめ運用ルールを設けておくことが重要です。

ここでは統合ブランチとトピックブランチという二種類のブランチを使った運用方法について紹介します。

統合ブランチ

統合ブランチとは、リリース版が何時でも作成可能なようしておくためのブランチです。また、トピックブランチの分岐元としても使用します。そのため、安定した状態を保っておくことが重要です。何らかの変更を行う場合は、トピックブランチを作成して作業を行うことが多いです。また、Jenkins等のCIツールを使用した自動ビルドやテストはこのブランチを使って行います。

通常、masterブランチを統合ブランチとして使用します。

トピックブランチ

トピックブランチとは、機能追加やバグ修正といったある課題に関する作業を行うために作成するブランチです。複数の課題に関する作業を同時に行う時は、その数だけトピックブランチが作成されます。

トピックブランチは安定した統合ブランチから分岐する形で作成し、作業が完了したら統合ブランチに取り込むという使い方をします。