1 システム要件
Backlog プロフェッショナル インストールガイド システム要件 をご確認ください。
サーバーにホスト名をつけられる場合は、/etc/hosts にそのホスト名を設定してください。
ホスト名を<ホスト名>とした場合の設定例:127.0.0.1 <ホスト名> localhost.localdomain localhost
2 Java のフォント設定
Backlog プロフェッショナル インストールガイド Java のフォント設定 をご確認ください。
( アップグレードの場合、通常はすでに設定済みです )
3 追加パッケージのインストール
4 アップグレード
次の手順でBacklogをアップグレードします。
- Backlogパッケージ(RPMファイル)をダウンロードします。
- データベースドライバーをダウンロード・インストールします。
- RPMのインストール
- アップグレードツールを起動します。
- 質問に答えて先に進めば、アップグレードは完了します。
4.1 Backlogパッケージアーカイブのダウンロード
ご購入時にお知らせしました下記ダウンロードサイトにアクセスします。
BacklogパッケージRPMがダウンロードできます。ダウンロードするRPMファイルは4つあり、ご使用のOSによってRPMファイルが異ります。
4.1.1 Red Hat Enterprise Linux 6 server または CentOS 6 (i386) の場合
- backlog-app-1.11.0-01.el6.noarch.rpm
- backlog-www-1.11.0-01.el6.i386.rpm
- backlog-git-1.11.0-01.el6.i386.rpm
- backlog-api-1.11.0-01.el6.noarch.rpm
4.1.2 Red Hat Enterprise Linux 6 server または CentOS 6 (x86_64) の場合
- backlog-app-1.11.0-01.el6.noarch.rpm
- backlog-www-1.11.0-01.el6.x86_64.rpm
- backlog-git-1.11.0-01.el6.x86_64.rpm
- backlog-api-1.11.0-01.el6.noarch.rpm
4.1.3 Red Hat Enterprise Linux 7 または CentOS 7 の場合
- backlog-app-1.11.0-01.el7.noarch.rpm
- backlog-www-1.11.0-01.el7.x86_64.rpm
- backlog-git-1.11.0-01.el7.x86_64.rpm
- backlog-api-1.11.0-01.el7.noarch.rpm
4.2 データベースドライバーのダウンロード・インストール
Backlogでは、Java言語およびPerl言語用のデータベースドライバーを使用します。ご使用のデータベースによって、以下を行ってください。
4.2.1 MySQLの場合
- Java言語用 MySQLデータベースドライバー
Java言語用データベースドライバーをダウンロードする必要があります。下記URLのダウンロードサイトより「Platform Independent (Architecture Independent), Compressed TAR Archive」の最新バージョンをダウンロードし、展開します。
バージョン 5.1 をご利用ください。バージョン 8 では Backlog が動作しません。
http://dev.mysql.com/downloads/connector/j/
展開したファイルの「mysql-connector-java-5.1.X-bin.jar」を、Backlogパッケージをダウンロードしたディレクトリにコピーしてください。
- 例 (/tmp/backlog でアップグレード作業する場合)
# tar zxfv mysql-connector-java-5.1.42.tar.gz # cp mysql-connector-java-5.1.42/mysql-connector-java-5.1.42-bin.jar /tmp/backlog/
- Perl言語用 MySQLデータベースドライバー
OS付属の"perl-DBD-MySQL"パッケージ(またはそのアップデート)をインストールしてください。
- 例
# yum install perl-DBD-MySQL
4.2.2 PostgreSQLの場合
- Java言語用 PostgreSQLデータベースドライバー
Java言語用データベースドライバーは、Backlogに付属していますので、何もする必要はありません。
- Perl言語用 PostgreSQLデータベースドライバー
OS付属の"perl-DBD-Pg"パッケージ(またはそのアップデート)をインストールしてください。
- 例
# yum install perl-DBD-Pg
4.3 RPMのインストール
以下のコマンドにてBacklogパッケージをインストールします。
- Red Hat Enterprise Linux 6 server または CentOS 6 (i386) の場合
# rpm -ivh \ backlog-app-1.11.0-01.el6.noarch.rpm \ backlog-www-1.11.0-01.el6.i386.rpm \ backlog-git-1.11.0-01.el6.i386.rpm \ backlog-api-1.11.0-01.el6.noarch.rpm
- Red Hat Enterprise Linux 6 server または CentOS 6 (x86_64) の場合
# rpm -ivh \ backlog-app-1.11.0-01.el6.noarch.rpm \ backlog-www-1.11.0-01.el6.x86_64.rpm\ backlog-git-1.11.0-01.el6.x86_64.rpm \ backlog-api-1.11.0-01.el6.noarch.rpm
- Red Hat Enterprise Linux 7 または CentOS 7 の場合
# rpm -ivh \ backlog-app-1.11.0-01.el7.noarch.rpm \ backlog-www-1.11.0-01.el7.x86_64.rpm \ backlog-git-1.11.0-01.el7.x86_64.rpm \ backlog-api-1.11.0-01.el7.noarch.rpm
4.4 アップグレードツールの起動
Backlogパッケージ(backlog-app)に同封しているアップグレードツールを使用して、プロフェッショナル版へのアップグレードを行います。
# /opt/backlog/bin/upgrade.sh
スタンダード版(Tomcat)の停止を確認するメッセージが表示されます。
問題なければ、アップグレード処理を始めてください。
======================================================================
Backlog Professional upgrader
____ _ _
| _ \ | | | |
| |_) | __ _ ___| | _| | ___ __ _
| _ < / _` |/ __| |/ / |/ _ \ / _` |
| |_) | (_| | (__| <| | (_) | (_| |
|____/ \__,_|\___|_|\_\_|\___/ \__, |
__/ |
|___/
[https://backlog.com/ja/]
======================================================================
バックログのアップグレードを開始します。
起動タイトルが表示され、環境設定を開始します。
メッセージ中に表示される[]の値は、未入力時に既定値として設定されます。
Backlog Standard をインストールしているディレクトリを絶対パスで指定してください
スタンダード版がインストールされているディレクトリを絶対パスで指定してください。
(スタンダード版で使用しているTomcatのインストール先が/usr/local/apache-tomcatの場合、/usr/local/apache-tomcat/webappsを指定します。)
次の設定内容で起動設定を行います。
Backlog URL [http://localhost:8969]
SMTPサーバホスト [localhost]
データベース [PostgreSQL]
サーバホスト [localhost]
ポート番号 [5432]
ユーザ [backlog]
パスワード [backlog]
よろしいですか?
( y<続ける> / r<やり直し> )
- 現在インストールされているスタンダード版の設定確認が行われ「y<続ける>」を選択することでアップグレードが行われます。
- 「n<やめる>」を選択した場合は、アップグレードを中止します。
なお、使用しているデータベースがMySQLの場合はJDBCドライバー(Java言語用データベースドライバー)の選択を行う必要があります。
使用するJDBCドライバを選択してください。
1:mysql-connector-java-5.1.42.jar
カレントディレクトリに置かれた mysql-connector-java-XXX.jar を選択対象として表示します。
データベースの接続検証が行われた後、移行作業が行われます。
正常にアップグレードが完了しました。
引き続き Backlogをご利用ください。
メッセージが表示されBacklogのアップグレードが完了します。
注)アップグレード処理により スタンダード版 Backlog 及び、スタンダード版で使用していた、イメージファイルとインデックスファイルを管理する作業ディレクトリは削除されません。
5 Backlogの起動
Backlogは以下のコマンドで起動します。 ( アップグレードツール起動後は自動的に起動します )
- Red Hat Enterprise Linux 6 server または CentOS 6 の場合
# service backlog-app start # service backlog-www start # service backlog-git start # service backlog-api start
- Red Hat Enterprise Linux 7 または CentOS 7 の場合
# systemctl start backlog.target
なお、初回起動時は検索インデックスの再構築作業を行いますので、環境によってはアクセスに時間がかかる場合があります。
6 ライセンスキーの更新
アップグレードが完了したら、プロフェッショナル版の追加機能を使用するためにライセンスキーの更新を行う必要があります。
Backlogにログイン後、スペース設定 > ライセンスキーの変更より、プロフェッショナル版ライセンスキーに更新を行ってください。
( ヘルプの ライセンスキーの更新 についてもご確認ください )
7 アップグレードがおわったら
運用に関する情報を、運用ガイドでご確認ください。
- Linuxは、Linus Torvalds氏の日本およびその他の国における登録商標または商標です。
- Red Hatは米国およびその他の国におけるRed Hat, Incの登録商標または商標です。
- MySQLとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
- その他記載されている会社名および商品名は各社の登録商標または商標です。
改訂履歴
2020-10-09
- バージョン 1.11.0 リリースに伴い、RPMファイル名を backlog-app-1.11.0-01.el6.noarch.rpm および backlog-app-1.11.0-01.el7.noarch.rpm に変更しました。
- バージョン 1.11.0 リリースに伴い、RPMファイル名を backlog-api-1.11.0-01.el6.noarch.rpm および backlog-api-1.11.0-01.el7.noarch.rpm に変更しました。
- バージョン 1.11.0 リリースに伴い、RPMファイル名を backlog-www-1.11.0-01.el6.i386.rpm、backlog-www-1.11.0-01.el6.x86_64.rpm および backlog-www-1.11.0-01.el7.x86_64.rpm に変更しました。
- バージョン 1.11.0 リリースに伴い、RPMファイル名を backlog-git-1.11.0-01.el6.i386.rpm、backlog-git-1.11.0-01.el6.x86_64.rpm および backlog-git-1.11.0-01.el7.x86_64.rpm に変更しました。
2020-06-22
- バージョン 1.10.14 リリースに伴い、RPMファイル名を backlog-app-1.10.14-01.el6.noarch.rpm および backlog-app-1.10.14-01.el7.noarch.rpm に変更しました。
- バージョン 1.10.14 リリースに伴い、RPMファイル名を backlog-api-1.10.14-01.el6.noarch.rpm および backlog-api-1.10.14-01.el7.noarch.rpm に変更しました。
- バージョン 1.10.14 リリースに伴い、RPMファイル名を backlog-www-1.10.14-01.el6.i386.rpm、backlog-www-1.10.14-01.el6.x86_64.rpm および backlog-www-1.10.14-01.el7.x86_64.rpm に変更しました。
- バージョン 1.10.14 リリースに伴い、RPMファイル名を backlog-git-1.10.14-01.el6.i386.rpm、backlog-git-1.10.14-01.el6.x86_64.rpm および backlog-git-1.10.14-01.el7.x86_64.rpm に変更しました。
2020-03-19
- バージョン 1.10.13 リリースに伴い、RPMファイル名を backlog-app-1.10.13-01.el6.noarch.rpm および backlog-app-1.10.13-01.el7.noarch.rpm に変更しました。
- バージョン 1.10.13 リリースに伴い、RPMファイル名を backlog-www-1.10.13-01.el6.i386.rpm、backlog-www-1.10.13-01.el6.x86_64.rpm および backlog-www-1.10.13-01.el7.x86_64.rpm に変更しました。
2020-02-05
- バージョン 1.10.12 リリースに伴い、RPMファイル名を backlog-app-1.10.12-01.el6.noarch.rpm および backlog-app-1.10.12-01.el7.noarch.rpm に変更しました。
- バージョン 1.10.12 リリースに伴い、RPMファイル名を backlog-git-1.10.12-01.el6.i386.rpm、backlog-git-1.10.12-01.el6.x86_64.rpm および backlog-git-1.10.12-01.el7.x86_64.rpm に変更しました。
2019-10-31
- バージョン 1.10.11 リリースに伴い、RPMファイル名を backlog-app-1.10.11-01.el6.noarch.rpm および backlog-app-1.10.11-01.el7.noarch.rpm に変更しました。
- バージョン 1.10.11 リリースに伴い、RPMファイル名を backlog-api-1.10.11-01.el6.noarch.rpm および backlog-api-1.10.11-01.el7.noarch.rpm に変更しました。
- バージョン 1.10.11 リリースに伴い、RPMファイル名を backlog-www-1.10.11-01.el6.i386.rpm、backlog-www-1.10.11-01.el6.x86_64.rpm および backlog-www-1.10.11-01.el7.x86_64.rpm に変更しました。
- バージョン 1.10.11 リリースに伴い、RPMファイル名を backlog-git-1.10.11-01.el6.i386.rpm、backlog-git-1.10.11-01.el6.x86_64.rpm および backlog-git-1.10.11-01.el7.x86_64.rpm に変更しました。
2019-08-19
- バージョン 1.10.10-02 リリースに伴い、RPMファイル名を backlog-app-1.10.10-02.el6.noarch.rpm および backlog-app-1.10.10-02.el7.noarch.rpm に変更しました。
2019-06-13
- バージョン 1.10.10 リリースに伴い、RPMファイル名を backlog-app-1.10.10-01.el6.noarch.rpm および backlog-app-1.10.10-01.el7.noarch.rpm に変更しました。
- バージョン 1.10.10 リリースに伴い、RPMファイル名を backlog-www-1.10.10-01.el6.i386.rpm、 backlog-www-1.10.10-01.el6.x86_64.rpm および backlog-www-1.10.10-01.el7.x86_64.rpm に変更しました。
2019-04-16
- バージョン 1.10.9 リリースに伴い、RPMファイル名を backlog-app-1.10.9-01.el6.noarch.rpm および backlog-app-1.10.9-01.el7.noarch.rpm に変更しました。
- バージョン 1.10.9 リリースに伴い、RPMファイル名を backlog-www-1.10.9-01.el6.i386.rpm、 backlog-www-1.10.9-01.el6.x86_64.rpm および backlog-www-1.10.9-01.el7.x86_64.rpm に変更しました。
- バージョン 1.10.9 リリースに伴い、RPMファイル名を backlog-api-1.10.9-01.el6.noarch.rpm および backlog-api-1.10.9-01.el7.noarch.rpm に変更しました。
2019-03-06
- バージョン 1.10.8 リリースに伴い、RPMファイル名を backlog-app-1.10.8-01.el6.noarch.rpm および backlog-app-1.10.8-01.el7.noarch.rpm に変更しました。
- バージョン 1.10.8 リリースに伴い、RPMファイル名を backlog-www-1.10.8-01.el6.i386.rpm、 backlog-www-1.10.8-01.el6.x86_64.rpm および backlog-www-1.10.8-01.el7.x86_64.rpm に変更しました。
2019-01-22
- バージョン 1.10.7 リリースに伴い、RPMファイル名を backlog-app-1.10.7-01.el6.noarch.rpm に変更しました。
- バージョン 1.10.7 リリースに伴い、RPMファイル名を backlog-api-1.10.7-01.el6.noarch.rpm に変更しました。
- 「4.1 Backlogパッケージアーカイブのダウンロード」項に、「4.1.3 Red Hat Enterprise Linux 7 または CentOS 7 の場合」 を追記しました。
- 「4.3 RPMのインストール」項に「Red Hat Enterprise Linux 7 または CentOS 7 の場合」を追記しました。
- 「5 Backlogの起動」項に「Red Hat Enterprise Linux 6 server または CentOS 6 の場合」という文言を加え、さらに「Red Hat Enterprise Linux 7 または CentOS 7 の場合」を追記しました。
2018-10-29
- バージョン 1.10.6 リリースに伴い、RPMファイル名を backlog-app-1.10.6-01.el6.noarch.rpm に変更しました。
- バージョン 1.10.6 リリースに伴い、RPMファイル名を backlog-api-1.10.6-01.el6.noarch.rpm に変更しました。
- バージョン 1.10.6 リリースに伴い、RPMファイル名を backlog-www-1.10.6-01.el6.i386.rpm および backlog-www-1.10.6-01.el6.x86_64.rpm に変更しました。
2018-10-05
- 改訂履歴を本ドキュメントに追加しました。
- バージョン 1.10.5 リリースに伴い、RPMファイル名を backlog-app-1.10.5-01.el6.noarch.rpm に変更しました。
- 「4.2 データベースドライバーのダウンロード・インストール」項で、作業ディレクトリ「/tmp/backlog-1.10.4」を「/tmp/backlog」に変更しました。
- 改訂履歴欄の追加に伴い、本ドキュメントの更新日時欄を削除しました。