Backlogエンタープライズ 2.5.1
アップデートガイド

はじめに

このガイドではDockerを利用してBacklogをアップデートする方法をご案内します。

システム要件

Backlogエンタープライズ インストールガイド システム要件に準じます。

サービス利用要件

Backlogエンタープライズ インストールガイド サービス利用要件に準じます。

作業手順

次の手順でBacklogをアップデートします。

  1. Backlogを停止
  2. 環境設定ツールを起動
  3. Backlogを起動

ここではLinux環境での作業を例として記述します。
※必要であれば、アップデートを行う前に以下のデータをバックアップしてください。

Backlogを停止

以下でBacklogを停止します。

cd <インストール先のディレクトリ>
docker-compose down

環境設定ツールを起動

環境設定ツールのDockerイメージをダウンロードします。
エンタープライズ契約管理サイトに記載されたAWS_ACCESS_KEY_ID、AWS_SECRET_ACCESS_KEYを環境変数に設定してください。

export AWS_ACCESS_KEY_ID="XXXX"
export AWS_SECRET_ACCESS_KEY="XXXX"

Dockerにログインします。

aws ecr get-login-password --region ap-northeast-1 | \
    docker login --username AWS --password-stdin 019623933850.dkr.ecr.ap-northeast-1.amazonaws.com

次に、Backlogのインストール先のディレクトリで環境設定ツールを起動します。

cd <インストール先のディレクトリ>
docker run --rm -it -v $PWD:/work -e LANG="ja_JP.UTF-8" \
    019623933850.dkr.ecr.ap-northeast-1.amazonaws.com/enterprise-bootstrap:2.5.1

対話形式で6つの項目を設定します。Backlogが稼働する環境に応じて設定してください。
データベース接続ユーザーのパスワード以外は既存の設定値が表示されます。変更がない場合はそのままエンターキーを押してください。

Backlogを起動

以下でBacklogを起動します。
データベースに対する変更も同時に行われます。

docker-compose up -d

以上でアップデートは完了です。

アップデートが終わったら

  • サーバーの運用、メンテナンスについては、運用ガイドをご覧ください。

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